デジタルとフィジカルをクロスオーバーさせるワールド D ビジネスユニット

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毎回、1つのグループ会社やチームをクローズアップして、強みと魅力に迫る「OUR TEAM」。今回登場するのは、株式会社ワールド D-GROWTH戦略本部 Dビジネスユニットです。ワールドグループの成長戦略においても重要なファクトとなっているデジタル分野を牽引するチームの魅力を所属メンバーに伺いました。

株式会社ワールド D-GROWTH戦略本部 Dビジネスユニットのメンバー。
左から、加藤圭介さん、池上貴尉さん、山下直輝さん

3つのキーワードで知る、株式会社ワールド D-GROWTH戦略本部 Dビジネスユニット

D-GROWTH戦略本部 Dビジネスユニットで手がけている事業には3つの柱があります。

① カスタマイゼーション

② シェアードリユース

③ クリエイターズプロジェクト

この3つの柱を軸に、それぞれの事業会社や関連部署と連携し、ハブとなって事業を推進しています。

① カスタマイゼーション

これまではアパレルが企画しデザインをして奥行きをもって生産し、全国に分配して各拠点でお客様に購入していただくというモデルが一般的でした。それとは別に、カスタマイゼーションというのは、お客様のニーズに合わせてつくる、“在庫を持たないビジネスモデル”です。具体的な事業としては、ポケモンシャツをはじめカスタムシャツブランドを展開する「オリジナルスティッチ」(オリジナル社)やセミカスタムオーダーを手がける「アンビルト タケオキクチ」(エクスプローラーズトーキョー)などが挙げられます。

② シェアードリユース

在庫をつくるモデルではなく、在庫の中で残ったものやお客様がご不要になったものを“再循環させるモデル”です。具体的な事業としては、ブランド古着の買い取り・販売を行うユーズドセレクトショップ「RAGTAG」(ティンパンアレイ)やオフプライスストア「&Bridge」(アンドブリッジ)、サブスクリプション型のファッションレンタルサービス「SUSTINA」を展開するオムニス社との取り組みや、ブランドバッグレンタル「ラクサス」(ラクサス・テクノロジーズ社)などが挙げられます。

③ クリエイターズプロジェクト

企業側が発信してつくっていくものづくりではなく、ソーシャルな時代で存在感を増している“個々のクリエイターをインキュベーションする事業”。昨年6月に資本・業務提携をしたクラウドファンディングプラットフォームを運営するCAMPFIRE社やbig社と連携し、ワールド北青山ビル地下1階にあるラボの活動やアワードプロジェクト、その他サポートシステム構築の活動などが挙げられます。

メンバーがレポート! 

Dビジネスユニットのここがおもしろい!

その① つながりをデザインするおもしろさ

株式会社ワールド Dビジネスユニット 山下直輝さん(入社8年目)

新卒で入社して、今年で8年目です。THE SHOP TKで研修した後、ブランドに所属となって店舗MDを担当。店舗の要望を本部にフィードバックして戦略に反映させるといった店舗と本部をつなぐ仕事や、店舗ごとの在庫の管理などをしていました。その後、商品企画にも参加させてもらえるようになり、開発MDの業務を6年間担当。およそ7年間ブランドに所属していました。その後、ジョブローテーションがあり、これまでの経験や語学を活かして、新たなチャレンジをしたいという想いから今の部署に異動しました。異動する時点で国際的ファッションコンペティションのbigデザインアワードの開催がおよそ2ヵ月後に迫っていたこともあり、すぐにアワードの準備に取り掛かり、猛スピードで進めていきました。

CAMPFIRE社メンバーとのミーティングでは新たな刺激を受けることも多いという山下さん

ブランドに所属していた頃の業務と今の部署の業務は、一見全く違うことのように見えるのですが、実はそうではないんです。ブランドの開発MDの仕事はいろんな人と関わりながら進めていく仕事です。まず企画があり、そこからデザイナー、パタンナー、生産管理担当の方など、様々な方と調整しながら、スペシャリストのみなさんと一緒に仕事を進めていきます。当時、先輩たちの中で僕は年下だったのですが、コミュニケーションを取りながら、いろんな人を巻き込んでプロジェクトを推進していくということを学びました。今の部署では、社内外の多くの方が関わる中でプロジェクトを進めていきます。その際に、「手伝ってもらう」のではなく、「一緒に取り組んでもらう」というスタンスは、ブランドにいた頃の学びからつながっています。そういう意味で、仕事をする上での土台はブランドでの7年間で培ってもらったと思っています。今、CAMPFIREと一緒にクリエイターズプロジェクトを進めていますが、丁寧に仕事を進めてしっかりとクロージングしていくワールドと、いい意味でスピード感があり、新たなクリエイションや考え方、価値観に触れられるCAMPFIREとの間で刺激を受けている日々です。ワールドが持っているプラットフォームを活かしながら、CAMPFIREのクリエイションを融合し、両立させるおもしろさ。そこは互いがリスペクトしている関係があるから成り立っているのかなと思っています。クリエイターズプロジェクトは、様々な取組みが同時進行で動いていますので、ここからが本番。社内でも発信していきますのでぜひチェックください。

仕事を起点に自分が知らない世界にいけるおもしろさ

株式会社ワールド Dビジネスユニット 加藤圭介さん(入社1年目) &Bridge店舗にて

私は、先月より入社させて頂きました。ワールドに入社した理由、さらに入社してから日々感じているこの部署のおもしろさをお伝えできればと思っています。まずは私自身の紹介となりますが、新卒でユニクロ等を展開するファーストリテイリング社に入社。店長として4店舗経験した後に商品部へ異動、計7年半をすごし、その後、小売業のクライアントを中心とするコンサルティングの会社に2年間所属をし、先月ワールドに入社しました。最初の会社は業務が細分化されていて、やるべきことが明確な企業文化だったので、ルーティーンをきっちりと回していく仕事が中心でした。続いては、小売業のMDシステムの刷新をするITコンサル。要件定義から開発をし、進捗を確認しながら、進行管理をしていくという仕事です。別のプロジェクトで業務コンサルを経験しました。小売業の商品部の現実とニーズを加味しながら業務フローを構築するという仕事でした。やりがいもあり、おもしろい仕事でした。そして先月、ワールドへ。ワールドの方と直接お会いする機会を頂いたんですが、出会った方の熱量、そして仕事内容に魅力を感じて入社しました。ワールドならではのスケール感がありながら、さらに新たなことにチャレンジしているということが決め手でした。

&Bridge店舗の定例ミーティングに参加する加藤さん

私が実際に入社して確信していることは、Dビジネスユニットが担っている様々な事業は、これからの時代の消費をつくっていくことだということです。サステナブルという言葉がここまで一般化し、生活者のマインドがライフスタイルに根ざしている社会に向かっている今、自分の生き方や将来を思ったとき「次をつくっていく仕事だ」と感じました。実際に入社して仕事に取り組んでみて、間違いなかったと思っています。今、私自身はいろんなことを把握しながら走っているという状態です。立ち上がったばかりの事業も多いので、事業をより良く成長させていくための打ち手をチームで考え、積み重ねる時期。これまでの経験を活かし貢献していきます。どの仕事にも言えることだと思いますが、働くことの楽しさは、仕事を起点に自分の知らない世界にいけることだと思います。例えば、「&Bridge」に関わっていなかったら、アパレルの大量廃棄の現実について自分ごとにならなかったかもしれない。でも、ワールドに入社したことでそのことを自分ごととして捉え、その解決の一手となるオフプライスストアの仕組みづくりに関わらせてもらっています。日本本格参入のオフプライスストアである「&Bridge」の今後の展開にチャレンジしていけることが楽しみですし、仕事を通じて違う世界の扉を開いていきたいと思っています。ワールドの中で世界をどう広げていけるのか、とても楽しみです。

続きは特集で!

今月の特集では、「未来をつくるデジタルプラットフォーム×次世代クリエイション」と題して、D-GROWTH戦略本部 Dビジネスユニットの取組みやbig株式会社と共に推進しているクリエイターズプロジェクトについてさらに深く紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

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