障がいのある人もない人も協力し合い、
共にチャレンジできる職場を目指す
株式会社ワールドビジネスサポート

好き

毎回、1つのグループ会社やチームをクローズアップして、強みと魅力に迫る「OUR TEAM」。今回紹介する㈱ワールドビジネスサポート(WBS)は、 グループのシェアードサービス部門であり、特例子会社として障がいのある人もない人も共に働きやすい環境づくりを目指しています。

キーマンに聞く! これがWBSの3つのすごい! 

そんなワールドビジネスサポートの ”すごい!” のヒミツを3人のキーマンに伺いました。

①障がい者と健常者が一緒に1つのことに取り組む
②当たり前のことにも手を抜かない
③小さなことでも真面目に最後までやりきる

その①障がい者と健常者が一緒に1つのことに取り組む

「Fika Fika」永福町店 店長 加川 聡子さん

「FikaFika」は杉並区の誘致を受け、2008年、阿佐ヶ谷店、井草店、永福町店の3店舗がオープンしました。障がいを持ったメンバーとそれを支えるパートナーが一緒に働いています。出来ないところは補い合い、得意なところは伸ばしていけるよう、ゆっくりと少しずつ成長していきたい、という強い思いがあります。 働く誰もが能力を発揮でき、「喜び」と「やりがい」を見つけられる職場を目指しています。

中央が「Fika Fika」 永福町店 店長 加川さん

お店の魅力は、美味しいランチ、そして障がいメンバーが主役であること!

メンバーが笑顔で活き活きと働く姿に惹かれ、多くのお客様が足を運んで下さいます。

店長としてメンバー個々の特性を理解し、得意であるところを伸ばして行けるよう支えています。

石堂さん
天野さん

テーブルセッティングが得意な石堂さん。買い物担当の天野さん。お店の看板メニュー「キーマカレー」を作る古山さん。洗い物が得意な山本さん。明るく笑顔が素敵な小林さん。調理を行うパートナーさん。障がいの有無にかかわらず、個々が持つ能力を発揮し、協力し合っています。もちろん大変なこともありますが、「働くことが楽しい!」と皆がやりがいを持って仕事に取り組んでいます。

古山さん
山本さん
「フィーカフィーカ」の店舗情報はこちらから

その② 当たり前のことにも手を抜かない

神戸・事業支援部 庶務 斎藤 勝幸さん

「当たり前のこと」が一番難しいです。 人それぞれ当たり前の”ものさし”が違い満足度も違います。

神戸本社の皆さんで集合写真(前列 真ん中が斎藤さん)
北青山ビルの皆さんで集合写真
トリトンの皆さんで集合写真

社員の皆さんに満足してもらえることは?と考えると「すぐに行動する(移す)」ことだと思っています。

闇雲に行動せず「目的(目指す所)」と「目標(具体的な)」を明確にした上で デリバリーメンバーは、会社の血管であることを自覚して配達業務を行い、 清掃メンバーは、会社を「ピカピカ」にすることを目的にしています。

<神戸の仕事の様子>

清掃業務
カタログ発送業務
郵便仕分け業務
集荷業務
発送業務

皆さんが不自由なく仕事が出来る環境作りを目指して、携帯電話・コピー機・自販機・名刺作成は勿論、フロアのメールボックス廻りや荷物置き場の清掃も心掛けています。

<東京の仕事の様子>

セキュリティカード貸し出し業務

会議室の清掃業務
荷物の配達業務
荷物の配達業務
後納郵便確認業務
ドアの清掃業務

不用の事務用品やハンガーのリサイクル活動、ファミリーセールの入場証配布。 外部においては神戸製鋼様の制服の発送や社員の皆さんに配布しているMST保険のパンフレットも庶務で製作しています。東西庶務は「縁の下の力持ち」「気配り」と「心配り」を大切にしながら業務を行います。

その 小さなことでも真面目に最後までやりきる

東京・SCM支援部 中野 栄二さん

東京のSCM支援では、ブランド事業、プラットフォーム事業に関連するマスター登録、発注、検品、入荷計上をはじめ、仕入れにかかわるサポート業務を行っています。

トリトン8階 SCM支援部の皆さんで集合写真
(後列 真ん中が中野さん)
北青山ビル4階  SCM支援部の皆さんで集合写真
(前列 右が「お母さん役」坂本さん)

名実共に「お母さん役」の坂本さんを中心に、スタッフが障がいメンバーの適性を見極め、個性を活かしながら、登録1件、伝票1枚、オフシール1枚を、丁寧に全力で取り組んでいるチームです。

メンバー業務の進捗を見ながら、声掛けをしたりと、面倒見のよい優しい女性スタッフが多いのが特徴です。(褒めすぎかなぁ・・・・)

「イッツデモ」のシール貼り業務をやっています
オフィスでは 「FikaFika」の美味しいスウィーツを販売しています。
小銭を持っていらしてください!
昨年のクリスマス会では「天才バカボン」をやりました!

日々のコミュニケーションはもちろん、12月のクリスマス会を通じて障がいメンバーの親御さんとも交流を深めています。仮装についても、仕事同様に手抜きはありません!(笑)

社長メッセージ 代表取締役  清家 豊治さん

ワールドビジネスサポート(WBS) は、グループのシェアードサービス部門として経理や人事、総務、事業支援などを行っています。また、特例子会社として障がい者雇用に積極的に取り組んでいます。社員の1/3を占めるチャレンジド(障がいのある)メンバーは、グループ内に25から30あるチームで活躍しており、障がい者雇用率は民間企業の法定雇用率2.2%を上回っています。

世の中の多くの特例子会社と WBS の違いは、障がいのある人もない人も互いに協力し合い、同じ職場で“共に働く”という考え方です。チャレンジドのメンバーにはそれぞれ得意分野があり、一つの仕事をきっちりやり遂げるという特徴があります。店頭のバックヤードの整理や大量の入力業務で高い能力を発揮するメンバーもいます。そんな一人ひとりの個性を見出し、健常のメンバーがフォローしながら、無理なところを頑張るのではなく、出来ること、得意なところを伸ばし、“当たり前のことをきっちりやる会社 ”でありたいと思っています。

グループ内に提供しているサービスで培ったノウハウ、経験を活かし、少しずつですが外部企業からの仕事にも取り組んでいます。そして、長期的には事業会社として、独り立ちできる体制を作りたいと考えています。

 

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