212 KITCHEN STOREの皆さんに聞いた
最高の「ごはんのお供」
今回のHungry!?は食欲の秋、そして新米が美味しい季節！ということで『ごはんのお供』をご紹介します。MOVINGチームの強い希望で、絶対美味しいものを知っているであろう“212 KITCHEN STORE”の皆さんにお伺いしました。以前WORLD PEOPLEにご登場いただいた木村由樹さんに加えてバイヤー兼キッチンコンシェルジュの槇枝美和子さん、そしてブランディング・ディレクターの福田春美さんの3名にご協力いただきました。食と暮らしを楽しむプロたちの推薦はシンプルだけど絶対美味しいはず！あーん、つやつやふっくらの新米ごはんが食べたい！それではお待ちかね、食の賢者に聞いてみましょう！必見です。
バイヤー 木村 由樹さんのごはんのお供
「卵（かけごはん）」
【レシピ】
・ごはん 茶碗1杯位
・生卵1個（新しものであればこだわり無し）
・醤油 ちょっと
・オイスターソース ちょっと
・塩コショウ ちょっと
・ごま油 ちょっと
・味の素 ちょっと
・豆板醤 ちょっと
全部をよく混ぜて、温かいごはんにかけて食べる。 ※あれば、きざみネギ、擦りごまをのせても美味しいです。
卵かけごはんが好きです。特に中学生の時にテレビで周富徳さんが紹介していた卵かけごはんが今のところ私のベスト。
中学生の時の記憶なのでレシピが正しいかは微妙ですが、美味しいです。
しょっぱくなってしまうので、調味料はちょっとずつがポイント。あとはお好みで調整。
アレンジがきくのでネギ油やニンニク油にしたり、しょうがやミョウガ、刻んだザーサイ、海苔などを入れても美味しいです。
【余談】
炊き立ての熱々ごはんにバターひとかけのせて、醤油をかけて混ぜて食べるのも好きです。好き嫌いあると思いますが…。
お婆ちゃんが小岩井乳業で働いていたので、小さいころ家にバターが常に沢山あったんです。
バイヤー/キッチンコンシェルジュ 槇枝 美和子さんのごはんお供
釜田醸造所「山の幸海の幸」
最近のごはんのお供でお気に入り商品は、熊本県のお醤油屋さんが作る「海の幸山の幸」という名前の、木くらげとわかめの佃煮です。
熊本には5年程前にキッチンコンシェルジュの商品勉強会で訪れ、212 KITCHEN STOREの熊本店の店長と仲良くなりました。とても優しく温かい方で気遣いのスペシャリストなんです。そんな彼女が今年の4月、東京のコロナ感染者が増えた時に「頑張って！」と熊本の美味しい食材を沢山送ってくれました。その中にこの佃煮も入っていました。1年間熟成させた「天然もろみ」が生きているほんのり甘いお醤油で煮込まれた美味しい佃煮です。木くらげの食感もたまりません！ごはんが進む！進む！それ以来ファンになり、お取り寄せしている商品で、いつも彼女の笑顔を思い出しながら頂いています。
ブランディング・ディレクター 福田 春美さんのごはんのお供
「ウチの塩しらす山椒」
毎年6月くらいに“実山椒”が手に入ると、枝を取り、下茹でして平たくラップに包んで冷凍しておくんです。
平たくしておくと使う分だけポロポロと使えて便利。美味しいしらすを頂いたら、小鍋に味が薄めのなたね油でさっと炒めて、この冷凍しておいた”実山椒”を入れ、みりんちらりと、塩をしっかりいれてウチの定番の“塩しらす山椒”を作ります。
土鍋で炊きたてのごはんにこれがあるだけで美味しい。この塩しらす山椒は、パスタにしてシソをちらして食べても美味しい万能な“お供”。簡単で美味しい常備菜です。
おまけ
火加減要らず、吹きこぼれ無しの土鍋⁈
「ごはんのお供」を語るなら「ごはん」を語らない手は無い！
ということで、今回は槙枝さんにごはんの炊き方についても紹介していただきました！
「ごはん」そのものも美味しくなくては！とこだわりたいところですが、我が家には食べ盛りの息子が2人いるため、そんなに高級なお米は買えないのが悲しい現実で…。
そこでおすすめしたいのが土鍋の「かまどさん」です。
「土鍋でごはんを炊くと美味しい」とよく言われていますが、実際には火加減が面倒だったり…。実はこの「かまどさん」は“火加減要らず”なんです。お米を洗って30分「かまどさん」の中で浸水。その後強火にかけ、蓋からシューっと蒸気が上がったら火を止めます。20分後、蓋を開けてみると…ふっくらツヤツヤ、なんて綺麗なお米さん！！大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当に毎回感動します。どんなお米でも素晴らしく美味しくなります！
美味しさの秘密は「かまどさん」の“土”。「かまどさん」が作られている土は三重県の伊賀市の粗土です。この土は古代、琵琶湖の湖底にあった土なのです。地殻変動を経て、現在は三重県になりますが、この琵琶湖の湖底の土には古代生物の遺骸などが沢山含まれており、それを高温で焼くとうまい具合に穴が開き、土自体が呼吸できるようになります。その為、「はじめチョロチョロなかパッパ」なんて火加減が必要なく、「かまどさん」が呼吸をして良い塩梅にしてくれるのです。なんだかそんな話を聞いたら気になって、10年程前に「かまどさん」を購入、それ以来、我が家で頼もしく活躍してくれています。
「かまどさん」は蓄熱性が高いので煮込み料理にも向いていて、我が家では筑前煮や豚汁を作る時にも使っています。なんて道具の話になると止まらなくなる程、調理道具が大好きです。
今は炊き込みご飯の美味しい季節。栗ご飯なんて絶品です！！美味しい時間をこだわり道具で楽しんでみてはいかがでしょうか？
2合炊き ￥9,900（税込価格）
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