暮らしの今を、もっと素敵に!もっと楽しく!「ワンズテラス」

好き

1997年8月、新宿のオペラシティに1号店を出店した「ワンズテラス」。

それから20年以上を経て、生活者を取り巻く環境も、ライフスタイルも、価値観も大きく変化しました。その中で、いつの時代も変化をしっかりと受け止めながら、『暮らしの今を、自分らしくもっと素敵に!もっと楽しく!』を掲げて、暮らしの旬を発信するライフスタイルマーケット「ワンズテラス」は、わたしたちの身近な存在。

日本ならではの細やかな四季の移り変わりもプロモーションに加えてニーズをキャッチし、ほかには無い独自のストアとして認知を高めています。その、いつ店頭に行っても“あたたかな気持ち”に包まれる魅力を探るため、今回は4名にインタビュー。ちょうど、下期最大のプロモーションであるクリスマスの打出し時期の取材となりました。

選んでいただける店づくり

ワンズテラス トレインチ自由が丘店 菱沼 綾子さん

2001年にアルバイトから入社し、自由が丘店は2006年のオープン時に立ち上げのメンバーとして携わりました。その後、関東地区の数店舗に店長として携わった後、産休を経て再び自由が丘に戻りました。

今年はやはりコロナの影響もあり“お家時間”を楽しむお客様のニーズが体感できています。たとえば、クリスマス商品は例年より比較的早い時期から動きました。中でもクリスマスツリーやリースなど、お客様自身がお家の中を演出して楽しむ傾向が見られます。ツリーは大きいものも動きましたが、飾りやすい60㎝のものも多く出ています。ご家庭でも手軽に楽しみやすいですよね。今年のテーマと共に打ち出している動物たちのフィギュアシリーズはもちろん、置くだけでほっこりと木のぬくもりが感じられるサンタまで、1,000円前後という手軽な価格もあり、ご自宅用はもちろんギフトとしても求められています。

現在(取材日は11月20日)は全面でクリスマスを、このあとはギフトニーズの打ち出しも始まり、自由が丘店は「ワンズテラス」の中でも、数店しか無いウィンドーがある店舗なので、ディスプレーも強化しながら季節毎の打ち出しを伝えていきます。 自由が丘という街は多数の雑貨店もあり、また自由が丘だけでなく東急沿線にも多数の魅力的なショップがあり、コンペティターも多いので、“お客様に選んでいただく”為の店づくりを意識しています。雑貨はもちろんですがアパレルも好調で、お家で寛いで、そのままワンマイルウエアになる様なデザインが出ています。やはりこれらの「ワンズテラス」らしさを大切に、お客様に気軽に立ち寄っていただける店にしたいですし、お客様とのコミュニケーションも大切に店を育てていきたいです。

本格的なツリーやリースから、つい手にとってしまうオーナメントまで、ぬくもりを感じる品々。

トレインチ自由が丘 ワンズテラス 東京都世田谷区奥沢 5-42-3 トレインチ自由が丘 2F

“やさしさ”のある提案が「ワンズテラス」らしさ

商品MD 田中 里奈さん

元々はお花が好きで、英文科を卒業した後、花屋に就職し、後にドイツでも花主体のディスプレーを学びました。ワールドのVMDとして3年働いた後、他社を経て縁があり「ワンズテラス」に入社。インテリアや雑貨はもちろんですが、空間をつくるのも好きです。

「ワンズテラス」で現在は、クリスマスやハロウィンのMDを担当しています。「ワンズテラス」の場合MDとバイヤーは一緒で、予算からどんな商品構成にするかを考えていきます。クリスマスは「ワンズテラス」で下期の一番大きなプロモーションで、年が明けたら早速次のテーマを考えていき、4月には発注に掛かります。

プロモーションとしてのテーマをまず決めて、そこから品揃えを構成するのですが、今年は「WELCOME to MY HOME」として、この動物たちをオリジナルで企画しました(田中さんの写真の前に並ぶ動物たち)。

顔も、着ている服のデザインと生地もひとつひとつ、オリジナルでデザインをしています。この様にテーマを決めて、関わる皆がひとつになってプロモーションを成功させられるMDの提案はとても大切です。雑貨店の役割も時代と共に変わり、今は100円ショップでもクリスマス雑貨が買える時代ですから、いかに“価値”を感じて頂けるか。お客様層も鑑みてリサーチをしたり、メーカー様と相談をしたりして「ワンズテラス」らしいクリスマスをつくります。日本らしさも加えることで、日本のお客様のニーズに沿った品揃えとして、その年ごとに進化させていきます。

“お家の時間を大切にする”というのは顕著な傾向ですが、コロナ禍の少し前、昨年から傾向は出ていました。リース類も売れていますが、ランプ系も好調です。クリスタルのようなツリーが輝くバブルライトはよく売れています。自分で使うだけでなく、ギフトにもなるという両面が売れ筋になるポイントといえます。また、価格に関わらず売れる傾向も見られます。1,000~2,000円までが中心の客単価ですが、たとえば6,000円を超えるオルゴールも売れて、我々も驚いているんです。 大切なのは、「ワンズテラス」のテーマでもありますが“人にやさしいこと”。やはり商品を提案するときに、これでいいでしょ、でなくそこにやさしさを加えることで、お客様に選んで頂けると思うのです。この点はこれからも大切にしていきたいと思います。

動物の友達たちが、クマの夫婦の家にギフトを持って皆で遊びに来るストーリーで仕上げた。
愛くるしい!
ひとつひとつの商品に
“やさしさ”を感じる
「ワンズテラス」ならではの品揃え。
とにかく売れ筋!
ツリー型バブルライト。

商品に出合う楽しい時間を過ごしていただきたい

商品MD 佐藤 夏海さん

キッチン雑貨とテーブルウエア、食品を担当しています。現在販売しているクリスマスのプロモーションで好調商品を挙げると、定番のお菓子を入れたソックスブーツや、クリスマスまでの日にちをカウントするアドベントカレンダー、ブリキ缶の中にお菓子が入ったものなど。アドベントカレンダーはひとつひとつの引き出しを開けるとオーナメントやお菓子が入っていて、お家に居る時間が増えたことも影響して例年以上に売れています。ブリキ缶は、車輪もついた本格的な車の形で、少しレトロな感じが大人のお客様に人気です。

元々アパレルメーカーに就職をしました。ファッションも好きですが、雑貨も好きで、前職ではセレクト業態の営業兼バイヤーも行い、そこで雑貨の面白さを体感しました。その後、「ワンズテラス」に転職し現在に至ります。雑貨はもちろん好きですが、お料理も好きですしテーブルウエアも好きですから、全てが繋がり、仕事ができています。

テーブルウエアは、和も洋も取り入れて、“ファミリーで使う”ことをコンセプトにしています。ファミリーですので、複数セットを揃えられる手軽な価格帯が中心で、ふと立ち寄った主婦の方にお求め頂きやすいこともポイントです。冬はお家でパーティーができる商品や、鍋、グラタン皿なども取り揃え、家族で囲むテーブルやメニューが想像できるよう、店頭も楽しく演出します。「ワンズテラス」らしさを大切にしながら、お客様のニーズにあわせ、今より少しだけ価格も上のクオリティーの高い商品も入れて品揃えに幅を持たせたいとも考えています。長く大切に使っていただける様な商品の提案は大切にしていきたいです。 12月からはコーヒーをテーマに、ケトルやサーバーなどを集積したコーナーを展開します。これまで紅茶などのドリンク(茶葉)類はパッケージがかわいい商品を中心にギフト商品が多かったのですが、ご自宅で本格的なコーヒーを楽しみたいというニーズもあり期待をしています。この様に、新しい提案も行っていきたいですし、その為には自分自身で他社やコンペティターも見て学んでいます。同じグループの「212キッチンストア」も良く行くのですよ。そうした中で「ワンズテラス」らしさを改めて感じることもできます。

クラシックな雰囲気で好調なブリキ缶
レーシングカー(左上) 
タンブラーは年間を通して好調商品に。
オフィスだけでなくテレワーク需要も。

1年を通してワクワクする店頭を

VMD 平野 美里さん

もともとファッションが好きで、カジュアル系の大手ファストファッションで店舗のサービス、接客を担当していました。その後新店のローンチを経て副店長を兼務し、VMDを担当するように。VMDやディスプレーを担当するようになり、お客様にどうしたらショッピングを楽しんでいただけるかという目線を持ちはじめました。「ワンズテラス」には中途採用を募集していたタイミングで入社。元々雑貨が好きだったのも応募のきっかけです。今はプロモーションのVMDを担当しています。様々な商品をどう店舗前面のメインディスプレーや店内で表現するかを組み立てています。

シーズンテーマに沿ってプロモーションを演出する「ワンズテラス」は、VMDを全国の店頭で「再現」できる様にしなくてはなりません。また、使用する什器も、ひとつのプロモーションに限らず他でも活用するなど、多面的に考えていきます。更に、お客様に実際の店頭で選んで頂きやすいディスプレーにすることも大切です。

これまでは半期ごとの商品説明会で主となるプロモーションについて店長に伝えていましたが、コロナを機に動画も活用するように進化させています。VMDが決めたルールの中で、各店舗でディスプレーを組み立てていきますので、毎週写真で状況も確認をしていきます。プロモーションテーマに沿ったVMDは、お客様が立ち寄りたくなるような「ワンズテラス」の顔をつくる大切な仕事ですから、そのためにも、私自身が他の店舗を見ることはもちろん、インスタグラムやピンタレストなど、いろいろな情報を得て提案できる幅も広げています。 「ワンズテラス」に携わって、自分自身も暮らしを大切にするようになりました。自宅でもユーカリやコットン、赤い実を組み合わせてクリスマスのディスプレーをしたり、お弁当を作ることも好きです。「ワンズテラス」のメンバーはお弁当率高いのですよ。“暮らしの旬”を発信するストアだからこそ、自分達もそうありたいと思っています。

全店でクリスマスディスプレーコンテストも開催。
届く写真を見るのも楽しみ。
VMDマニュアルは大切な業務のひとつ。
店で仕上げやすく、何より「ワンズテラス」らしさを大切に。

ワンズテラス 営業部副部長 伊東 菜央さんより

新しい生活様式の中、おうちで過ごす時間が増えています。

「ワンズテラス」でも6月の営業再開から、“おうちごはん”としてキッチン雑貨、“おうちを快適に”するための収納やお掃除アイテム、“おうち美活”で健康雑貨まで、またいつもと違う毎日が続く中で、癒しを求めてキャラクター商品を求められる方も多くいらっしゃいます。

「おうち時間を自分らしくどう楽しむか」、「コロナ対策をしながら大切な人たちとの時間をどう過ごすか」へとお客様の価値観が変わってきていることを感じます。「ワンズテラス」はお客様に寄り添ったブランドでありたいと思っていますので、これからも暮らしの変化に合わせた旬な提案をしていきたいと思います。 そして、こういう時期にも「ワンズテラス」にご来店されたお客様が“たのしい気持ち”“やさしい気持ち”になっていただけると嬉しいです。

~暮らしの旬を発信するライフスタイルマーケット~

「ワンズテラス」

https://store.world.co.jp/s/brand/onesterrace/

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