新聞について
今回は阿部 あゆ子が担当します。
デジタル化の恩恵で世界中のニュースをいつでも知ることができるし、朝3時には電子版で新聞が読めてしまう時代だからこそ、紙の新聞が存在している間に、ぜひ若い方にお伝えしたいなと思い書いています。

スマホでニュースをみているつもりでも、関心があったり、トレンドワードに上がっているものを拾いがち。紙で隅々まで読むと多彩なニュースに出会えます。私が好きなのは地方紙。おくやみからローカルニュース、迷い犬まで。神保町にある全販では、全国の地方紙が手に入ります(朝のうちはまだ翌日のもの)。「〇〇新聞ください」といえば、積まれた山から瞬時に優しいお兄さんが出してきてくれる。インクの香りがするお目当ての新聞が入手できるとご機嫌に。この日は十勝毎日がなかった!

この辺りは朝の散歩にも最適。古本屋さんが立ち並び、昭和の香りが残るビル群の間にあります。

もし、朝起きるのが楽しみになるほどの新聞小説と出会えたら
「続きが読みたい!」と毎朝の紙面を心待ちにするほど面白い連載と出会えたらラッキー。間違いなく楽しみが増えますね。読んだあとSNSで皆の感想を見るのも楽しい。あまりに熱中すると終わった時の喪失感も凄くてまたそれも醍醐味(私だけ??)

読み比べて気づくこと
たとえば大きな事件が起きた時、1面トップの見出しから新聞毎に解釈の違いを比べるのも面白い。更に深掘りしたければあーだこーだ解説するYouTuberと一体になって楽しむこともできるし、もちろん、誤報だってあるんです。もっと追求すれば署名記事で好きな記者を見つけてもいい。ここまですると相当ですが、正しいニュースを自らで取捨選択することって、大事です。
新聞広告は時代を映す鏡
先月、全国紙5紙に亘った鬼滅の全面広告は迫力満点。日経の杏寿郎が一番良かった!!コピーもぐっときた。「夜は明ける。想いは不滅。」

読み終わったら、いろいろ包んだり

もっともっと語りたいですが、長くなるのでこの辺で。
今回の写真は自宅から撮影した“よみうりランドのイルミネーションと月”。月ってカメラを向けていると動く速さに驚きます。地球も月も自転してるんだなぁと、悩みなんて宇宙の彼方に吹き飛んでく。

次回は石平 賢太朗さんの担当です。






スーパーに勤めていた父親は毎日、産経新聞を読んでいました。新聞と言えば父親のイメージ。今は転職して産経は読んでないかもしれませんが、職業に合わせて新聞も選択するというのも面白いですよね。以前甲府駅近くにあるテレビ局のロビーに地方紙がずらりとある景色に出会いました。その時はゆっくり読む時間なかったのですが、そんな景色に出会える事も貴重な事なのだなと阿部さんの記事を読みながら思い返しました。テレワークが増えて新聞をとる人も増えつつある?という声も、、、新聞無くならないでほしいですね。