ロスフラワーとファッションのアート展
「Hope for Heart」
&ワールドグループ入社式レポート
3月26日(金)から4月1日(木)までの7日間、北青山ビル1階正面で、フラワーデザインチームgui*とのコラボレーション企画展、「Hope for Heart」を開催致しました。また、4月1日には、新たなスタイルの入社式を、午前と午後の2部制にてオンライン・オフラインで同時開催しました。
*gui 元テレビ朝日アナウンサーの前田有紀さんがプロデュースするフラワーデザインチーム



「Hope for Heart」では、販売で売れ残ったお花(ロスフラワー)を中心にした草花と、ワールドグループの余剰となった服地を用い、フラワーデザインチームguiの前田有紀さんが監修をつとめ、宮川円香ディレクターがデザインを手がけた世界に一つしかない花のドレスをまとった5体のマネキンを展示しました。ドレス制作には、アンタイトル(服地の提供)、ワールドプロダクションパートナーズ(パタンナーによる制作)に協力いただきました。

4月1日の入社式では、guiの前田有紀さんから新入社員のみなさんへのお祝いのメッセージの中で、5体のドレスそれぞれに込められた想いや制作過程のエピソードもお話しくださいました。ここからは一体ずつドレスのご紹介を致します。
baby’s breath

かすみ草は英語で、赤ちゃんの吐息、いとおしい人の吐息という意味の「baby’s breath」
guiフラワーでは青い水を吸わせて鮮やかなブルーのかすみ草でドレスを作成しました。
Flannelflower

素材名でもあるフランネル。このドレスはワールド製品のコートにお花を挿すポケットをguiフラワーがリクエストした位置に縫い付け、コートと花が奏でる世界にひとつだけのドレスが完成しました。
Statice

小さくてかさかさと軽いスターチス。ドライフラワーにしても綺麗に色が残ることで人気の品種です。くすんだニュアンスのある色合いも増えていて、今回はピンクパープルのグラデーションのドレスを作成しました。リボンのように見えるのはワールドの余剰生地。オーガンジーの透け感とスターチスのピンクが春のやわらかい光にぴったりな一着となりました。
Lilac

ライラックカラーとチュールが春らしくキュートなミ二ドレス。お花を閉じ込めたスリーブとスカートのチュールが特徴的なこのドレスはパタンナーの技術が光る一着。展示の前日まで修正を繰り返した、guiフラワーにとっても思い入れのあるドレスとなったそうです。
Laceflower

異なる2種類のレース生地が繊細で優美なドレスに挿したお花で一層華やかに。5体目に相応しい、ウェディングドレスのような一着となりました。生花ならではの日ごとに移ろう姿から情緒を感じることができました。
フラワーデザインチームguiの皆さんの想いとワールドグループの技術が織りなす素敵なドレスとなりました。花の持つイキイキとした生命力や日ごとに移ろう姿と7日間毎日異なる表情を楽しめる展示でした。
改めて、新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。これから、新しいワールドグループを一緒に創り上げていきましょう!


入社式の最後に新入社員の皆さんと記念撮影(左:午前の部/右:午後の部)






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