jaw
皆さんこんにちは!今回は五十川が担当させて頂きます。
今回はインプットって大事だなと思ったエピソードを。
学生時代。ロンドンに滞在中、家族や友人のお土産を選びにオックスフォードストリートへ行った時のこと。

今でこそ日本でも通勤に自転車を利用する人も多いですが当時からロンドンではヘルメットを被り、本格的な自転車で結構なスピードでダブルデッカーや車で渋滞する大通りを駆け抜けていく姿が見られていました。
信号が青に変わり横断歩道へ一歩踏み出すと、フルスピードの自転車が横から追突。
私はアスファルトに倒れました。
自転車に乗っていた男性は駆け寄って心配してくれましたが、急いでいるんだろうなと思った私は「大丈夫」と言って、ふらふらと歩道に戻りました。
おやつ用に買っていたお気に入りの大きなソフトクッキーをバッグから取り出してかじりながらとぼとぼ歩き、+9時間の日本時間を計算し、まだ起きている時間だと確認して両親に電話を掛けました。頭を打っているから万が一ということも…この電話が最後になるかもしれない…というところまで思考が巡っています。(クッキーを食べておいて?笑)
日本人医師が居る病院を問い合わせ、地下鉄を乗り継いで病院へ。医師は日本人ですが、ナースはイギリス人。レントゲンを撮ることになったのですが、自分で症状をナースに伝えなければなりません。この頃になると、頭よりもむち打ちになった首と左顎が痛んでいました。頭部に異常もなく、数日痛み止めを服用し1週間ほどでむち打ちも良くなりました。
大した事故でもないこのことが印象に残っているのは、習った当時は使うことがなかなか無さそうと思った「jaw(顎全体)」を早々に使っているとレントゲンを撮られている間に思ったからです。
人は、99.8%は無関心と言われています。
私がいつ役に立つか分からないような雑学が昔から好きなのはこういう体験があるからだと思います。忙しない日々にかまけず、勉強したり新しい知識をインプットすることは大事にしなければいけないなと感じています。
はい、できていないので戒めの意味を込めてブログに綴らせて頂きました。
「病院」といえば、ホームズファンならご存知の
小説「緋色の研究」でホームズとワトスンが出会った場所であるSt.バーソロミュー病院の写真を。

ふらっと見に行ったのですが、行く時間を完全に間違えました。
ビビりなので怖すぎてブレたこの一枚だけ撮って退散しました。




広い中庭に、モザイクタイルやステンドグラスが美しいこちらの建物も病院なんです。
バルセロナにあるサン パウ病院。2009年まで診療が行われていました。
バルセロナの建築といえばガウディが有名ですが、こちらはモンタネールの作品です。
(ガウディは、彼がバルセロナ建築学校で教授をしていた頃の教え子)
無機質な空間では病は良くならないというモンタネールの想いが随所に詰まっていました。
次回のナビゲーターは伊原志津子さんです。
皆さんお楽しみに!






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