手放せない服

好き

私にとって両立が難しい、ファッションと食欲の秋がやってきます。阿部 あゆ子です。

同じフロアのIさんが、「これ20年前のローラ アシュレイなの」とブラウンの小花柄のワンピースを着て来られました。状態もシルエットも良くて素敵。ミニマリストには憧れるし、よく「何年着ない服は思い切って処分」などというけれど、ずっと寝かせておくのも良いなとつくづく感じました。

衣替えの度に処分するか悩んで、またしまう服があります。もう着ることもない、ただ自分の中のアーカイブ的なもの。ケース1個分だけと決めて入れ替えています。

ワールドの面接の時に着た21年前の「ドレステリア」のシャツ。

気に入っている生地いろいろ

生地そのものを気に入っている服は、‟いつかクッションを作るかも”と取っておくけれど、一度も作ったことのないまま。ファンが多かった「グラヴィタス アンド グレイス」(2007年〜 コンテンツ展開のあと現在は終了)の生地。写真左のグリーンのスカートは「エーデルワイス」柄! 柄の名前だけでときめきます。中央のサーキュラースカートはほぼ円形とたっぷりの分量。

蘇る服

先日、ラグタグ渋谷店で限定販売をしたアップサイクルブランド「ビーリリースト」のスカート。3つの服(3素材)から仕立てられています。ネイビー1色でまとめたロングティアードスカートに一目惚れ。※ビーリリーストについて

直しながら着ること

サステナブルという言葉を知らない祖母や母の時代、裁縫箱はいつも身近にあり、いろんなものを直したり、時にはゴムを入れ替えたりして大切に着ていました。祖母は靴下をハギレにして、器用に編んでバスマットを作っていました。ふかふかですごく大好きだった。作り方を教わっておけば良かったなぁ。

 

最後に、高校生の時に自分で作った針山。確か中にゴマを入れた様な、と不安になりこの写真を撮影して分解しました。ゴマ、無事でした。

とりとめのない文章にお付き合いいただきありがとうございました。

私たちみんなにとって、健やかな秋になりますように。

次回は石平 賢太朗さんが書きます。

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