肉みたいだけど肉じゃない。代替肉って美味しいの?
肉みたいだけど肉じゃない、少し不思議な食品『代替肉』。最近レストランなどで目にする機会も増えてきたのではないでしょうか。今回はそんな代替肉について、なぜ最近流行っているのか、実際の味はどのようなものなのか調査し、特集してみました!
そもそも代替肉とは
代替肉とは、主に大豆等を用いて、肉のような味わいと食感を再現した食品を指します。「そんなことするくらいなら本物の肉を食べればいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。ただ、代替肉の普及にはメリットがあります。代表例の一つが、畜産業の縮小による環境負荷の軽減です。畜産をする上での環境負荷やメタンガス排出等が環境問題の一因となっており、世界中で課題解決が必要とされています。代替肉はそんな課題を解決に導く大事な鍵なのです。日本で広まり始めたのは2020年。世間のSDGsへの興味関心が高まったことも追い風となり、多くの企業が代替肉を用いた商品を発売しました。今回は、その代表的な企業の一つである『ネクストミーツ株式会社』の商品を実食してみました。
実食!ネクストミーツ株式会社のNEXTカルビ
ネクストミーツ株式会社の設立は2020年6月。『全ては地球のために』を企業理念として掲げ、より美味しい代替肉を作ることで、環境問題の改善を目指しているスタートアップ企業です。2021年の3月からはイトーヨーカドーで商品の販売も開始されており、日本を代表する代替肉を取り扱う企業の一つです。今回はそんなネクストミーツ株式会社の代表商品、NEXTカルビを実際に食べてみました!

パッケージ裏面に書かれていた食べ方のとおり、フライパンに油を敷き、NEXTカルビを焼き目がつくまでしっかりと焼きます。見た目は本物のカルビと遜色ないですが、味の方は果たして…。焼き肉のたれをつけて口に運んでみると、牛肉と比べて油が少ないので、滑らかさと食べ応えは少し劣るものの、かなり美味しい!何も知らされずに食べたら、大豆から作られた食品だと気づくのは難しいと思います。正直食べる前は、ぼそぼそとしていたり、咀嚼していると大豆の味がしたり、あまり美味しくないのでは?と疑っていましたが、いい意味で裏切られました。肉ではないけど、かなり肉に近いです。個人的には、もし一生肉が食べられなくなったとしても、これがあればギリギリ耐えられるのでは、と思わせてくれるようなクオリティでした。
このNEXTカルビはネクストミーツ株式会社のオンラインストアにて購入可能です。
スーパーやコンビニでも!今すぐ買える代替肉商品
ネクストミーツのみならず、スーパーやコンビニ等、普段買い物に立ち寄るお店でも、代替肉を使用した商品の取り扱いは意外と多いです。ここでは実際に筆者が良く利用するお店で購入することができた、代替肉商品を紹介いたします。
野菜と大豆ミートのタコスミート

こちらはセブンイレブンで購入した、代替肉を用いたタコスミート。味付けがピリ辛で美味しいのはもちろん、代替肉がミンチにされていることもあり、本物の肉と違いが全く分かりませんでした。ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもできる味で、冷蔵庫に常備しておいてもよさそうです。
まるでお肉 大豆ミートのナゲット

西友で見つけた、代替肉を用いたチキンナゲット。食感が柔らかいのが少し気になるものの、味は本物のチキンナゲットそのもの。ケチャップの味で誤魔化されてるだけかも?と思いそのまま食べてみたのですが、やはり大豆からできているとは感じさせない味でした。名前の通り『まるでお肉』な代替肉商品でした。
今回の特集で取り上げた代替肉の商品は、食感などの細かい部分に差はあれど、想像以上に本物の肉に近く、どれもとても美味しかったです。これから食卓にあがる肉が全て代替肉に換わるということはないと思います。ただ使用する肉の一部を代替肉にしたり、併せて使用することが、これから増えてくるのではないでしょうか。美味しく楽しめて、環境問題の解消にもつながる代替肉。ぜひみなさんも、騙されたと思って一度食べてみてください!
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