アスプルンド ショールームで“バイオフィリックデザイン”の展示会を開催

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アスプルンドが昨年7月にオープンした、ホテル・カフェ・レストラン・公共施設、その他様々な空間に向けて、家具およびインテリア商品を提案する法人向けショールーム

で、6月1日(水)から21日(火)まで“バイオフィリックデザイン”をテーマにした展示会を行いました。“バイオフィリックデザイン”って何だろう?MOVING編集が取材に伺いました。

建築環境で自然とのつながりを向上させる“バイオフィリックデザイン”

グリーンと調和した応接セット。ヒメミズキ、オリーブ、コンシンネ、セロームといった植栽を取り入れて。屋外にも対応する家具を得意とするアスプルンドの、まるで公園で座っているかのような空間

“バイオフィリックデザイン”は「人間は本能的に自然とのつながりを求める」というバイオフィリアの仮説を適用し、建築環境において自然とのつながりを取り入れるものです。森の中を散歩するだけで癒されたり、雨音や鳥のさえずりを聞くと心が落ち着いたりする感覚、それをデスク回りや、ミーティングスペース、お客様との商談の場で感じられる空間の提案を行います。

「自然との直接的なつながり」「自然との間接的なつながり」「人の空間に対する反応」の3原則をショールームで提案

会期前半は、オフィスレイアウトから環境改善、家具・什器を提案する(株)清和ビジネスとコラボレーションした展示会として開催。アスプルンドの取引先でもある清和ビジネス様と共に取り組むことで、双方が持つ法人のお客様に広く告知し、アスプルンドショールームに足を運んでいただくことを目的にしました。もともと天然素材のラタンに代表されるナチュラルな素材を得意とするアスプルンドの強みが発揮できるテーマです。

オフィスのグリーンで木漏れ日の様な演出

たとえば、ライトの下に植栽を置くことで、ソファーに木漏れ日のような影をつくり、視覚的に自然とのつながりを演出することができます。

照明が直接当たる場所にはアートグリーンを
ひとり掛けのソファーがグリーンの陰影で自然とつながる場所に

ショールーム全体で植物を使ったアートも随所に取り入れ、アロマディフューザーも設置し、視覚と聴覚で自然とのつながりをつたえる

ショールーム入り口には今回の企画を象徴するアートが

ショールーム入り口のガラス面には、日本全国を旅をしながらDrawingなど独自の世界観で表現するアーティスト田中紗樹さんの作品を展示しました。「ライブアートワーク」として実際に田中さんに描いていただき、展示会を訪れるお客様はアートを描くプロセスもご覧いただきました。オフィスのエントランスや人が集まる空間にアートを導入するケースが増えており、この取組み自体がアスプルンドの提案のひとつです。入り口にアートがあると、その中に広がる空間に創造的で感性豊かな提案があるという期待感に包まれます。

アートはアクリルカーテンに描かれ再利用可能に。別場所に展示したりコロナ対策のカーテンにも
ショールーム内の照明でアートが屋外に影をつくる
今回展示会を案内いただいたアスプルンド コントラクトPRの宮地 沙季さん。「元々グリーンが多いショールームですが、展示会開始から自分達のオフィス空間でも“バイオフィリックデザイン”を取り入れました。音楽では、朝は小鳥のさえずり、夕方にかけて徐々に静かな響きとなり、ミミズクの鳴き声が聴こえるなど時間の変化も感じられます」
ショールームの奥にあるアスプルンド コントラクトのオフィス

ショールームはオフィスや店舗、商業施設に提案するものですが、今回お話を伺い、自宅でも“バイオフィリックデザイン”を取り入れてリチャージしてみたいと感じました。自然の音楽やグリーン、アロマなど手持ちのもので工夫できそうです。

アスプルンドコントラクト ショールーム https://www.asplund-contract.com/showroom/

※ショールームは法人向けですが、同フロアに併設された「SHOP ASPLUND」は一般の方も訪れることができます。

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