表彰店舗・ドレッサー紹介
日々、最前線で働くドレッサーのみなさん。接客はもちろん、店舗の魅力やチーム力を評価されて、商業施設から表彰を受けたワールドグループの店舗やドレッサーをご紹介します。
今月の受賞店舗は、タケオキクチ マルイファミリー溝口店とグローブ マルイファミリー志木店。タケオキクチ マルイファミリー溝口店は、優秀なサービス・笑顔・お褒めなどを評価され、「2021年度 ミステリーショッパーの部」を受賞しました。グローブ マルイファミリー志木店は、売上好調・目標達成を評価され、「2002年5月期 物販・サービステナント優秀ショップ賞 取扱高部門アパレル・シューズグループ第3位」を受賞しました。
そして、個人としての受賞は、タケオキクチ 京都タカシマヤ店にお勤めの北畠 俊祐さん。これまでも多数の表彰をされていますが、今回は「2021年度 営業本部長褒章」を受賞。その北畠さんにお話を伺いました。

北畠 俊祐さん タケオキクチ 京都タカシマヤ店
タケオキクチ 京都タカシマヤ店にお勤めの北畠さん、7度受賞している「グッドサービス褒章」の際にご紹介をしたほか、WORLD PEOPLEでもご紹介をしています。
今回は、サービス、売上においての館全体の中でのMVPとなる「営業本部長褒章」を3年連続で受賞されました。さっそくお話を伺います。
――受賞おめでとうございます!3年連続受賞の快挙にあたり、まずはご感想を。
素直に「個人の能力」を評価いただける事は価値があるなと思います。館の店長や各部長クラスの方、教育担当の方にお声をかけていただき、お褒めいただいたり喜んでいただけて嬉しいですね。
――この賞は「サービス、売上においての館全体の中でのMVP」とのことですが、トップを維持し続けることはとても大変なことだと思います。そんな中で北畠さんが仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
売上、サービスレベル共に「目に見える成果に拘る」事です。
仕事において、誰しもが大なり小なり努力はしていると思います。ですが、結局はわかり易い結果を出さないと努力とは認めてもらえないなと、私自身は長く接客業をしている中で痛感しています。
また、矛盾しますが「結果に縛られず、内容・プロセスを追求する」という考えも非常に大切にしています。特にサービス面においては売上を追い過ぎるとお客様には気づかれてしまいますし、不快感を与えてしまいがちです。感動を与えるにはまず「商売っ気を感じさせない親身さ」が最低限必要かと思います。
相反する考えを両立させることが自分のマインドセットになっています。
――相反する考えの両立をするには、高レベルのコミュニケーション力が問われると思います。北畠さんがお客様とコミュニケーションを取る上で意識していることは?
「コミュニケーションの基本は自分ではなく相手」ですので、個々のお客様にとって心地の良い販売員像を探しながら応対します。自分の応対スタイルを確立することも大切ですが、どんな相手にもフィットできる人間性の幅の広さの方が大切かと思います。また、お客様の記憶に残る為に「世の中にあるステレオタイプな販売員」からは、いい意味で逸脱した応対をしようと意識しています。
――お客様は十人十色でニーズも違うだけに、接客する側は人間性の広さが必要ということですね。仕事をしていて、どんな時に楽しさとやりがいを感じますか?
やはりお客様から「求められている」事が一番のやりがいです。服を買う以上に私に会うことを楽しみに来店してくださるお客様もいらっしゃるのでありがたいです。親子二代で顧客様がいらっしゃるのですが、息子様が初めてスーツを買われる時に「親父のように北畠さんからスーツを買うのが夢だった」とお金を貯めて来てくださったのは感慨深かったですね。
――「北畠さんからスーツを買うのが夢だった」というのは、グッときますね。。最後に、北畠さんの今後の目標・ヴィジョンを教えてください。
1番の目標はメンバーの方々にもっと応対の楽しさを伝える為に、多くの方を教育できるポジションに就きたいです。やりがいのある職場とは「成長を感じられる(得るものがある)環境」だと思うので離職率の低い、モチベーションの高い職場を作る為には知識、コミュニケーション力なども楽しく学べる環境が必要だと感じています。自分の経験をもっとお伝えしていけたらなと思っています。
今月は、個人で受賞したタケオキクチ 京都タカシマヤ店勤務の北畠俊祐さんのインタビューをお届けしました。北畠さんの接客における姿勢とご自身の経験に培われた哲学、ぜひ一人でも多くのドレッサーに伝えていただきたいと思います。
これからもワールドグループの様々な店舗やそこで活躍するドレッサーのみなさんをご紹介していきます。表彰を受けた店舗やドレッサーのみなさんは、「Synergy」で掲載していた頃と同様に、店頭ポータルサイト/ライブラリの表彰報告アンケートからぜひお知らせください。MOVING編集局より、取材のご連絡をいたします。
次回のご紹介もお楽しみに!






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