表彰店舗・ドレッサー紹介
日々、最前線で働くドレッサーのみなさん。接客はもちろん、店舗の魅力やチーム力を評価されて、商業施設から表彰を受けたワールドグループの店舗やドレッサーをご紹介します。
今月は、接客ロールプレイング大会で入賞したドレッサーのみなさんをご紹介します。
まずは、イオンモール広島祇園同友店会接客ロールプレイングコンテストにて第2位を受賞した、オルベネ イオンモール広島祇園店の島崎 美緒さんです。
オルベネ イオンモール広島祇園店 島崎 美緒さん

――受賞おめでとうございます!まずはご感想を。
率直に、ビックリしました! 手も震える緊張の中でパフォーマンスさせていただいたので、嬉しい気持ちと、自分の接客に自信を持つ事ができました。
――手も震えるほどの緊張感の中での受賞、素晴らしいです!大会に向けてトレーニングなどはしていたのでしょうか?
今回、初めてロープレ大会に参加するメンバーと、練習に励みました。日頃から、強化品番を使ったトレーニングはしていたので、セールストークには自信がありました。なので、お聞き出しがしっかりできるよう、‟相手の事を知る”トレーニングを行いました。具体的には、5W1Hを使って、いつ、どこで、誰と? を聞くトレーニングです。基本的な事ですが、お客様の話を広げられるチャンスや、ニーズにお応えできる大切な手段なので、力を注ぎました。
――日頃からのトレーニングが結果につながったのですね。今回参加してみて、どこに難しさ、逆に面白さを感じましたか?
商品を決めていただくよう、クロージングするのが難しく感じました。ヒアリングからニーズを聞き出し、商品提案まではトレーニングの成果が出ましたが、お客様にご納得いただける一言、商品の魅力を上手くプレゼン出来なかったと反省し、自分への課題が見つかった気がします。その中でも、お客様の表情が自分の接客を通じて徐々に明るく変化していく事に、改めて嬉しさと面白さを感じました。
――参加することによる学びや気づきがあるんですね。
大会では接客を審査されるのですごく緊張しますが、色んな方から評価をいただける貴重な場にもなり、自信やとてもいい刺激をもらえました。メンバーと参加する事で、一緒に接客に向き合う時間も増えて、本当によかったなと思います。
――共に学び合ういい機会にもなるんですね。島崎さんが日頃、お客様とコミュニケーションをとる中で意識していることは?
お客様が、自然体で話せる雰囲気作りを心がけています。お声がけする際は、笑顔で「こんにちは。今日は暑いですね。」「お一人ですか?」など、クッション言葉を必ず使って、お客様が話しやすい空間を作るようにしています。また、会話での笑い声は大きめで、楽しい空気感を作る事も心がけています。
――島崎さんに接客をしていただくとお買い物の時間が一層楽しい時間になりそうです。接客や仕事をする上で島崎さんなりのルールはありますか?
諦めずにチャレンジし続けることですかね。「じゃあどうする?」を考えて、メンバー、お客様と向き合うようにしています。育成では、困っていたり、つまづいたら、一緒に考える時間を設けてプランを考えたり、お客様には、例えばですが、サイズがなければ代替商品の提案やEC、近隣店のご案内を必ずしています。誰もが気持ちのいい時間を過ごせるよう、自分ができることは何か? を日々考えています。
――確かに、次の提案をいただければ、たとえその場で購入に至らなくても、また来てみよう、サイトも見てみよう、という気持ちになります。ドレッサーの仕事をしていて最も楽しさとやりがいを感じる瞬間は?
何年経っても変わらないんですが、お客様に笑顔で「ありがとう」と感謝の気持ちをいただけた時です。特に、私が選んだコーディネートを可愛い! と気に入って購入され、後日リピーターとなり、顧客様になってくださった時が1番嬉しく、やりがいを感じます。
――ありがとうの笑顔に勝るものはないですね。では、最後に島崎さんの今後の目標や力を入れていきたい事を教えてください。
ドレッサーとしては、人を惹きつけれるようなパフォーマンスができるよう、今後も大会などに参加して、自分の接客を磨いていきたいです。店長としては、メンバーのお手本として、育成に力を注いで、店舗全体のスキルアップを目指し、たくさんのお客様にご満足いただけるお店作りをしていきたいと思っています。まだまだ未熟者ですが、楽しみながら、一生懸命仕事と向き合って、成長していきたいです。
オペーク ドット クリップ 青森駅ビル ラビナ店 浅利 遥さん
続いては、「ABC接客ロールプレイングコンテスト青森大会」で優秀賞を受賞したオペーク ドット クリップ 青森駅ビル ラビナ店の浅利 遥さんにお話を伺いました。

――優秀賞の受賞、おめでとうございます!
率直にとても嬉しかったです! コロナ禍という事もあり、2年ぶりの館開催で前回東北大会に出場させていただいた際、とても悔いの残る結果だったので、またチャレンジ出来ることがすごく嬉しくリベンジ精神に燃えています。
――10月には仙台で開催される東北大会も控えているとのこと。頑張って下さい! ロープレ大会に参加するのは今回が2回目とのことですが、2回目のチャレンジ、いかがでしたか?
接客ロールプレイングに参加することで、日々の自分の接客スタイルを改めて見つめなおす事が出来ますし、評価される事で自分の好きな応対のレベルupを感じる事が出来るのが1番楽しく、嬉しくもあります。そして、普段の接客とはまた違った緊張感を持ち、限られた時間の中で接客をする事で自分が気が付けていなかった苦手な部分や弱点を発見できて、それをまた普段の接客に活かす事で接客がどんどん楽しくなります(^^)!!
――自分の接客を客観的に見つめなおすきっかけにもなるのですね。浅利さんが、日頃、お客様とのコミュニケーションを取る中で意識していることは?
日頃から私がコミュニケーションで意識している事は、新人の頃からずっと変わらず‟笑顔”です。私自身はもちろん、すべてのお客様を‟笑顔”にさせる事です。店頭に立つ上で笑顔は絶対ですが、お客様も同じく、例えウィンドウショッピングであったとしても、つられて笑顔になる事で、気分よくここのお店に寄ってよかったと思っていただけるように笑顔を常に意識し、挨拶、お声掛け、コミュニケーションを取るようにしています。
まだ新人で接客に自信がなかった頃、会社のロープレ大会に出場したことがあります。もちろん接客内容はボロボロだったんですが(笑)、お客様役の他店の店長さんにフィードバックをしてもらい、「浅利さんの笑顔は誰よりも輝いていましたよ! その素敵な笑顔ひとつでお客様にいろいろな影響を与えることができます。これからもその笑顔を続けてくださいね」と言っていただいて、とても嬉しかったのをずっと覚えていて、そこから私のコミュニケーション(接客)の基本は、ずっと笑顔です。
――写真からも笑顔のパワーが伝わってきます。仕事をする上でのマイルールはありますか?
自分だけが楽しくなるのではなく、お客様も店舗の仲間もみんなが楽しく笑顔でショッピングや仕事ができるような空気感、環境を作ることです。
――まわりのみんなを笑顔にしていく、浅利さんらしいですね。ドレッサーの仕事をしていて、最も楽しいと感じる瞬間は?
やはり、お客様に「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時ですね(^^)。「浅利さんに選んでもらってよかった」「浅利さんがいるからここに来た!」と名前を覚えてもらい、私だからと青森ラビナ店を選んでいただいていると思える瞬間は、最も楽しくやりがいを感じます。
――浅利さんの笑顔に惹かれてお店を訪れるお客様もたくさんいらっしゃるのですね。では、最後に今後の目標を教えてください。
ドレッサーのプロとして、お客様はもちろんスタッフから見てもお手本となり慕われる存在である事です(^^)!! ‟今後”というよりも、このことがドレッサーをやっている上で、私にとって‟ずっと”の目標です。東北大会もいい結果が出せるように頑張ります!
オペーク ドット クリップ 青森駅 ラビナ店 奈良岡 メルモさん
最後にご紹介するのは、浅利さんと同じくオペーク ドット クリップ 青森駅ビル ラビナ店にお勤めの奈良岡 メルモさん。奈良岡さんも「ABC接客ロールプレイングコンテスト青森大会」に参加し、特別賞を受賞しました。

――特別賞の受賞、おめでとうございます!
ありがとうございます。本番は緊張で練習通りにロープレができず、悔しい思いもありましたが、まさか私が特別賞を頂けるとは思わなかったので、とても嬉しい気持ちと驚きが大きかったです。
――普段とは全く違う環境でのチャレンジの中で結果を出したこと、素晴らしいです。奈良岡さんが仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
お客様の気持ちに寄り添うことです。お客様がお洋服を選ぶ上で出てくる「嬉しさ」や「楽しさ」「迷い」などの感情に共感・寄り添うことで、より親近感を持っていただけるのではないかと思うからです。
――応対してもらう際、自分のことを考えてくれて親身になってくれると信頼感がわきます。お客様とのコミュニケーションの取り方、姿勢で意識していることは?
お客様のペースに合わせることです。話し方(話すトーン、速さ)や所作をお客様のペースに合わせることで、少しでもお客様にとって心地よい雰囲気が作れるのではと思っています。
――お店にいると早く決めなきゃと焦ってしまうお客様もいると思いますので、ペースを合わせてくれるととても安心しますね。接客や仕事をする上でこれは絶対にしない、ということはありますか?
自分の意見を押しつけないことです。応対をする上でお客様に提案・アドバイスをすることはありますが、なりたい自分を決めるのはお客様ご自身なので、お客様の意に反する意見や余計に迷わせてしまうような意見は控えるように努めています。
――「なりたい自分を決めるのはお客様自身」とてもいい言葉です。ドレッサーの仕事をしていて、やりがいを感じる瞬間は?
お会計後、応対させていただいたお客様からの「ありがとうございました!」という素敵な笑顔を見ることです。お客様の笑顔と感謝は、お客様がなりたい自分になるためのお手伝いができたと実感できる瞬間でもあるので、改めてやりがいを感じることができる瞬間です。
――何よりもお客様の満足をかなえたいという想いが、奈良岡さんらしいです。最後に今後の目標を教えてください。
今回のロープレ大会で学んだこと、身についたことがたくさんあるので、それらを武器に、応対力をもっとアップさせて、「また来たい!」と思っていただけるファンを作ること。そして、青森ラビナ オペーク ドット クリップに貢献することです。まだまだ未熟な私ですが、この店で一緒に働くスタッフの皆さんに恩返しができるように、これからも頑張ります!
今月は、オルベネ イオンモール広島祇園店の島崎 美緒さん、オペーク ドット クリップ 青森駅ビル ラビナ店の浅利 遥さん、奈良岡 メルモさんにお話を伺いました。
これからもワールドグループの様々な店舗やそこで活躍するドレッサーのみなさんをご紹介していきます。表彰を受けた店舗やドレッサーのみなさんは、「Synergy」で掲載していた頃と同様に、店頭ポータルサイト/ライブラリの表彰報告アンケートからぜひお知らせください。MOVING編集局より、取材のご連絡をいたします。
次回のご紹介もお楽しみに!






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