サービスの基本 Vol.16

サービスにおける基本的な疑問に対して、店長のみなさんはそれぞれどう考え、行動しているのかを毎月ご紹介します。彼らの考える「サービスの基本」とは?
お聞きしたのは、こちらの店長

オペーク ドット
クリップ
FKD宇都宮店

ピンクラテ
イオンモール岡山店

ドゥールームー
高崎店
今月の基本「身だしなみで気を付けていることを教えてください」
お客様からの第一印象となる身だしなみ。店長は、身だしなみで気を付けていることだけでなく、どうやって自分らしさやブランドらしさを表現しているのでしょうか?
■鈴木なつみ店長(オペーク ドット クリップ FKD宇都宮店)の場合

清潔感と鮮度で、気持ちがシャキッとする服を
「身だしなみで気を付けていることは、清潔感と鮮度です。新作であるかどうかはもちろんですが、着た時に気持ちがシャキッとする服を店頭で着用しています。着用回数が多かったり、店頭でその商品のパワー感が落ちたりすると、自分の中でも鮮度が落ちるので、その感覚にならないように毎日の洋服選びを意識しています。スタイリングには、ブランドの強化品を1点取り入れ、自分の好きなアイテムと組み合わせて、ブランドらしさと自分らしさを表現しています。服が落ち着いたテイストになった時は、アクセサリーやメイク、ヘアスタイルを工夫して、お客様と同化しないよう気を付けています」
プロフィール)
2003年入社。これまでに、およそ10ブランドのドレッサーを経験し、2021年よりオペーク ドット クリップへ。プライベートでは、中学生と高校生の母親であり、保護犬や保護猫を新しい家族へつなぐ活動も行う。環境問題にも興味があり、ワールド エコロモ キャンペーンやエコ商品の開発など、サステナブルな自社の取り組みに関心があります。「衣食住の衣も“環境に優しい”がマストだと思っています」
■溝口小扶里店長(ピンクラテ イオンモール岡山店)の場合

お客様に参考にしてもらえるようなスタイリングを意識
「ブランドのシーズンイメージや市況トレンド、トレンドカラーなどを参考に店頭での着用スタイリングを考えています。ボトムや小物などは私物を取り入れることもありますが、店頭で販売しているデニムやカラーボトムを合わせたり、マネできるようなヘアスタイリングやアクセサリーを使ったりと、ティーンの女のコたちから参考にしてもらえるようなスタイリングになるよう気を付けています」
プロフィール)
岡山県生まれ。2017年、ワールドに中途入社し、ハッシュアッシュ エブリイ津高の店長に。ハッシュアッシュのブランド終息に伴い、ピンクラテ イオンモール岡山店の店長に就任。趣味は音楽、映画、舞台鑑賞。「読書も好きなので、読書にも時間を費やしたいです」
■鈴木哲也店長(ドゥールームー 高崎店)の場合

“自分はこうである”と決めつけないこと
「洋服や髪色、マスクなど全体的に暗い印象になりすぎないようにしています。また、自分らしさやブランドらしさを洋服で表現する際は、トレンドに偏らないこと、取り入れ過ぎないことを意識しています。例えば、“自分らしさ=自分を知る=自分が映える姿”を考え選ぶ、また自分を知る人からアドバイスをもらうなど、“自分はこうである”と決めつけないことです。さらに、ヒントにしていることは、ドラマなどの俳優・女優さん達です。俳優さんはなぜ様々な役を演じられるのか、その役作りを考えるだけでも“新たな自分を知る、自分を変えるヒントやキッカケ”が出てきます。俳優・女優さん達は、メイクも含む容姿や洋服、立ち振る舞いや雰囲気作りから演じる人間に成りきっていますよね。このことは、店舗に立つ際にも活用できると思います」
プロフィール)
神奈川県横浜出身。2008年に入社し、スタイルジャムのキッズ担当からスタート。その後、オペーク ドット クリップでサブ、店長で8年在籍(ららぽーと横浜、新百合ヶ丘、池袋エソラ、イオンモール高崎)。2021年4月にドゥールームー高崎店へ異動となり店長に。趣味は、神社仏閣巡り。「休日は、妻と自然の豊かな場所へ行くことが多いです」
取材を終えて
鈴木哲也店長が仰っていた“自分はこうであると決めつけない”ことは、いい意味で新しい自分・ブランドを表現できるのだと思います。「身だしなみ」という言葉一つをとっても三者三様の考えがあり、とても興味深い内容でした。明日からでもすぐできるアドバイスですので、ぜひ参考に取り入れてみてください。
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