休日の蒸し料理~212 KITCHEN STORE 稲垣 賢人

好き

春ですね。この時期になるとアウトドア派な僕は出掛けたくてウズウズ。週末は山に籠るのが当たり前でしたが、最近は子育て奮闘中なので、フットワーク軽く出掛けられる事も少なくなってきました。

今回は少し前から固執して作っている料理を紹介したいと思います。
それは、中華蒸しパン 花巻(ホアジュアン)です。マントウという呼び名もあるそうで、中国では主食として食べられています。ほんのり甘くふわふわした食感がおいしい蒸しパンのような食べ物で分かりやすく言うと肉まんの皮の部分。よく冷凍でも売っているので見かけたことのある方もいるかと思います。

きっかけは蒸し料理にハマっていた時期があり、冷蔵庫の野菜を片っ端から蒸して食べていました。シンプルな料理ゆえに妻に飽きられてしまい、「蒸しと言えば中華まんでしょ」と言われ、作るんだったら幼いころに中華屋で食べて大好きだった素朴な花巻が作りたいと思い、作り始めました。

さっそくネットで調べたレシピで作ってみると、材料も少なくて簡単じゃん! と思ったのですが、そんな甘いものではなく大失敗。発酵生地なので、温度と時間がうまくいかなくて膨らまずカチカチ花巻に。少しの事で変わってしまう生地が面白く、奥が深い事にさらにのめり込み、色々な小麦粉で試したり配合を変えてみたりと毎週末作るようになりました。試行錯誤をした結果、ようやく理想の花巻にたどり着きました。

こだわりは生地に“スキムミルク”を入れること。砂糖にはない牛乳のほのかな甘みと生地自体がより白くふっくら出来上がります。今回は形はイマイチでしたが、味はバッチリ!

作りすぎて冷凍庫もパンパンになってしまい、毎日消化の日々が続いております。もちろん具材を入れれば大体の物は美味しくなり、中でもお気に入りの具材はやっぱり角煮。中華料理を挟めば間違いないですが、和の料理とも相性はいいと思います。最近は大好きなあんこを入れてあんまんを試作中。
暖かくなり中華まんの季節が終わりつつありますが、粉の材料の配合を変えれば餃子の皮にもなり焼き餃子や水餃子など一年中楽しめます。

執筆者プロフィール

稲垣 賢人(いながき まさと)/東京都調布市出身。2014年にASPLUNDに入社し、現在はライフスタイルイノベーション 212KITCHEN STOREにてWEBコンテンツ、デジタル制作を担当しています。趣味はキャンプに登山とアウトドアを色々と少しずつかじっています。お酒も好きなので歩いて美味しい居酒屋を見つけるのも日々の楽しみです。

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