新入社員のみなさん、おめでとうございます！　今月のFEATUREでは、前後編にてグループ各社の新入社員をご紹介します。今春は、ワールド、ワールドインダストリーファブリック、ワールドインダストリーニット、神戸レザークロス、ラ・モード、ティンパンアレイの6社で70名の新入社員を迎えました。前編では22名が入社したワールドのメンバーと入社式の模様をお伝えします。

■前列左から　山岸 花蓮(ヤマギシ カレン）、米田 舞由 (ヨネダ マユ）、橋本 栞（ハシモト シオリ）、冨田 葵（トミタ アオイ）、大森 絵里菜（オオモリ エリナ）、古城 晴菜（コジョウ ハルナ）、相川 翔（アイカワ ショウ）■中列左から　藤井 智也（フジイ トモヤ）、廣瀬 真依（ヒロセ マイ）、Heikkinen Mirka（ヘイッキネン ミルカ）、神谷 詩織（カミヤ シオリ）、齋藤 百華（サイトウ モモカ）、戸田 美咲（トダ ミサキ）、加屋本 範美（カヤモト ノリミ）、芥川 萌絵（アクタガワ モエ）■後列左から　松原 僚希（マツバラ トモキ）、新倉 康平（ニイクラ コウヘイ）、西村 まどか（ニシムラ マドカ）、杉浦 早紀（スギウラ サキ）、小倉 史佳（オグラ フミカ）、北沢 紗耶（キタザワ サヤ）、吉川 太人（ヨシカワ タイト）　　　　

鈴木社長祝辞　“ファッションが好き”な気持ちを真ん中に置き、お客様に届けよう

新入社員のみなさん、入社おめでとうございます。本日は３つのことをお話します。

一つ目はワールドとファッションが好きだという気持ちを忘れないでほしいということ。洋服を1枚作るのには、様々な人の手を渡りお客様の手に届きます。最前線で頑張るドレッサーはもちろん、どんな職種でもお客様に素敵な商品や場をお届けするために「ファッションに関わっている」ことは変わらない。その気持ちを真ん中においてください。

二つ目は、まずは3年間頑張ってみようということ。グループの事業は幅が広く、様々な職種があります。コーポレートステートメント「創造全力、価値共有。つねに、その上を目指して。」の通り、新しいことにチャレンジする歴史が事業の拡大につながっています。日々頑張る中で、上司や先輩、そして一番はお客様から教えていただく瞬間があると思います。「このために私は仕事をしていくんだ」ということをまずつかんでいただきたい。

三つ目は「正しさを愛する」こと。失敗や挫折をしても隠さず、その中で人は成長し、つながりや信頼関係ができる。皆さん自身の力に変えて、お客様や仲間のために成長をすることが社会人といえます。

最後に、ファッションに携わるのですから「明るく、楽しく、元気よく」。ファッションは人の気持ちを高め、笑顔を生むものですから、まずは皆さん自身がエネルギー源になってほしい。ワールドグループはチームワークを大事にしていますので、必ず誰かが支えます。変化をしていくワールドにおいて、皆さんが主役になる頃には現在と全く違う会社になるかもしれない。けれどもファッションが真ん中であることには変わりない。今日、皆さん自身のチャレンジが始まりました。ぜひ我々と一緒に頑張っていきましょう。

改めて、皆さん入社おめでとうございます。
ようこそ、ワールドへ。

（鈴木社長祝辞から抜粋）

先輩社員からの祝辞　入社2年目　大村 萌恵さん/「タケオ キクチ」そごう横浜店

私からはこの１年間で学んだことや自分の行動指針として、意識していたことについてお話させていただきます。

多くのお客様とふれあい、感じたことは、アパレル業界に携わることは、お客さまの人生の大切なタイミングに立ち会うという、貴重な機会を経験できるということです。

「タケオキクチ」には多くのお客様がスーツを求めにご来店される中、私が初めてオーダースーツを扱ったお客様が印象に残っています。大学に進学するお客様で、入学式から成人式や冠婚葬祭にも使えるものをお求めでした。緊張しながらも楽しみながら提案し、お会計の際の出来上がりを楽しみにしているという言葉や、お受け取りの際の「お任せしてよかったです」という言葉に、改めてドレッサーのお仕事、アパレル業界で働くことの楽しさとやりがいを実感しました。

この一年間、店舗研修をする上で意識してきたことは失敗を恐れずに、行動することです。入社したての頃、失敗しないように行動することがありましたが先輩や店長に失敗からしか学べないことがあると教えていただきました。自分の頭でどうするべきかを考え、実践した結果学びが得られ、対策を練ることができます。一年目の今だからこそ、周りを巻き込んでたくさん失敗をして学びを深めるチャンスだと私は思います。その学びを自分の力に変えさらにレベルアップしていけるよう、一日一日を大切に進んでください。

もし壁にぶつかったり、前に進めないときは、私たち２年目社員をはじめとした先輩社員にぜひ相談してください。私たちも皆様の力になれるよう、日々成長していきたいと思います。

（大村さん祝辞から抜粋）

新入社員決意表明　　代表：吉川 太人さん、北沢 沙耶さん

吉川 太人さん：私は入社前の内定者アルバイトで、マイクロソフト オフィス スペシャリストの資格取得をきっかけに、OMO推進室で主にワールド公式アプリを担当しました。最初は分からないことだらけで、会議についていくのが精一杯でした。終了後、先輩に質問した際、一つ一つ丁寧に説明してくださった上、用語集まで作っていただき、優しさに感動しました。

新企画を考案する際は女性目線でトレンドを考える必要があり、 どんな業務も数字データを参考に遂行していたことで、改めてワールドが数字に強い会社と言われる理由がわかりました。また、先輩社員のサポートを受けながら自身の企画が配信された時、非常に達成感を感じました。

私たち新入社員は、ワールドの一員として、お客様だけでなく一緒に働く社員の方々への感謝を忘れず、数字という客観的事実も意識しながら、成果を出していきたいと思います。その結果として各々が組織に欠かせない人間になれると信じています。

（吉川さん決意表明から抜粋）

北沢 沙耶さん：「オペーク ドット クリップ」での約半年間の内定者アルバイトを通じて、お客様から「ワールドだから信頼し、購入できる」という声を多数いただき、お客様が様々なブランドを横断して通ってくださる事に気付きました。ひとつのブランドでなく、会社がお客様から愛され信頼されているという事実。お客様の人生の様々な場面でワールドの洋服が寄り添い、お客様の気持ちを晴れやかにすることができます。

コロナ禍で厳しいアパレル業界でしたが、制限も緩和され、お客様は店頭に戻りつつあります。今こそお客様に洋服を通して、ワールドの魅力を打ち出す好機であると考え、会社に貢献したいと思っております。

ワールドの一員として、絶えずチャレンジ精神を持ち、最大限の努力をしてまいります。先輩方にはご迷惑をおかけすることもありますが、どうかご指導のほどよろしくお願いします。本日は私たちのために貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。簡単ではございますが、新入社員を代表して、感謝と決意の言葉とさせていただきます。

（北沢さん決意表明から抜粋）

入社式終了後　先輩社員と役員との交流会を

新入社員、入社2年目の先輩社員、役員を4つのチームに別けて行った交流会。新入社員には「入社の理由」を、先輩社員には入社後いちばんの「失敗・やってしまった事」、役員には「ワールドグループで一番誇りに思う事」を挙げていただきました。

このあと、4週間の研修期間を経たのち物流センターでは2週間の研修、その後5月中旬からそれぞれ配属先の店頭に向かう22名。先輩社員の皆さん、あたたかく迎えそして共に成長をしていきましょう。