表彰店舗・ドレッサー紹介
日々、最前線で働くドレッサーのみなさん。応対はもちろん、店舗の魅力やチーム力を評価されて、商業施設から表彰を受けたワールドグループの店舗やドレッサーをご紹介します。
今月は、アンタイトル 近鉄百貨店 和歌山店、アンタイトル そごう大宮店、アンタイトル そごう横浜店、タケオキクチ 近鉄百貨店 四日市店、個人としてタケオキクチ 髙島屋京都店の北畠 俊祐さん、THE SHOP TK ラゾーナ川崎プラザ店の小玉 千愛里さん、アンタイトル そごう横浜店の澤山 暁帆さんより受賞のご報告をいただきました。
その中から今回は、THE SHOP TK ラゾーナ川崎プラザ店の小玉 千愛里さんとアンタイトル そごう横浜店の澤山 暁帆さん、さらにタケオキクチ 近鉄百貨店 四日市店のインタビューをお届けします。
THE SHOP TK ラゾーナ川崎プラザ店 小玉 千愛里さん

――「スタフェス! ショート動画アワード2022 特別賞」の受賞おめでとうございます!
まず、今回受賞した賞について教えてください。
動画接客ツール「ザッピング」を使い、商業施設のららぽーと・ラゾーナ川崎プラザ・ダイバーシティ東京プラザのテナントスタッフを対象に合同で行われたコンテストで、ラゾーナ川崎プラザ施設内の特別賞を頂きました。
――小玉さんはラゾーナ川崎プラザ館内で特別賞に選ばれたのですね! 受賞の感想を教えてください。
ラゾーナ川崎プラザ内の動画接客コンテストでは2回目の受賞で、前回よりも良い賞を頂きとても嬉しいです!
――2回目の受賞とのことですが、受賞できた要因や秘訣はどこにあると思いますか?
今回は、低身長の方にもおススメのTHE SHOP TK のアウターを提案しました。 30秒という短い時間内で、丈の長さなど商品の良さが伝わるように動き方を意識したことが、わかりやすさに繋がり受賞出来たのかなと思います。
――小玉さんが、店舗での応対において最も大切にしていることは何ですか?
応対の中でいつも大切にしていることは「共感」です。 試着していただいたものに対しての着用感の共感はもちろん、お客様の悩み事に対しても「共感」から入ることでお洋服の提案もしやすくなるので特に意識しています。

――共感してくれるドレッサーがいるとお客様はとても安心できますね。そのようなお客様とのエピソードなどがあれば教えてください。
最近のエピソードだと私と同じ身長148cmのお客様がご来店してくださった時のことです。他のお店だとイメージがわかず何を買おうかずっと悩まれていたお客様でした。お客様が気に入った商品をちょうど私が着用していたのでイメージが分かりやすく、追加で一緒にスタイリングできる商品も欲しいとご相談を受けました。お客様のお悩みのポイントを聞いて共感しながらご提案し、セットでのご購入に繋がりました。
――お客様に寄り添い、共感することを大切にしている小玉さんの強みやアピールポイントを教えてください。
私の強みは、お客様のニーズや想いを汲み取る事ができるところです。ただニーズを汲み取ることが出来てもコーディネートの提案が出来ないと意味がないので、店頭に立つ時はそれぞれの商品を組み合わせたスタイリングを考えています。
――最後に、小玉さんが今後伸ばしていきたいスキルを教えてください。
店頭での応対はもちろん、SNSでの応対も今後必要になってくると思うので、動画や画像でも商品の良さを伝えられるように勉強していきたいと思います。
アンタイトル そごう横浜店 澤山 暁帆さん

前列左から)五十子 陽菜さん・澤山 暁帆さん 他メンバー)梶山 恵未さん
――「第24期/スタークラブ」での表彰、おめでとうございます! アンタイトル そごう横浜店は、店舗部門も個人部門も両方で受賞されています。今回は、個人受賞された澤山さんにインタビューをお答えいただきました。
まずは、受賞した賞についてどのようなものかを教えてください。
このような機会をいただきありがとうございます!「スタークラブ」はそごう横浜店内での売り上げ上位者、売り上げ好調店舗を表彰する制度です。店舗で表彰された賞は「スタークラブチーム部門」です。店舗内で予算達成をしているスタッフが何人いるか、日頃の接客態度や、顧客開拓、お褒めの数などで総合的に判断されます。また、今回私が受賞した、個人表彰は「スタークラブ個人売り部門」です。個人表彰も店舗部門と同様に総合的に判断されます。
――「スタークラブ」は、売り上げだけでなく総合的な判断基準があって、様々な実績を積み上げて獲得できた賞なのですね。あらためて、感想を教えてください。
「スタークラブ」は半期ずつでの表彰となるのですが、実は今回2期連続で「スタークラブ個人売り部門」で表彰いただきました。連続表彰は自分の中でも目標にしていたことの一つなので、努力が報われてとても嬉しく光栄です!
――2期連続の受賞なのですね、素晴らしいです! 今回、この賞を受賞できた要因や秘訣はどこにあると思いますか?
個人としては、お客様に楽しくお買い物していただきたいので、押し付けがましい応対をしないように徹底するのと同時に、数値目標は常に意識して店頭に立っていました。毎日出勤時には前日までの自分の売り上げを確認して、今日は「売り上げ目標〇〇万」と自分の中で目標値を設定しています。とにかく意識することは大切だと思っています!
また、アンタイトル そごう横浜店は、2022年7月末にフルサイズショップでリニューアルしました。トール&ラージサイズショップの顧客様が分からない状況からのスタートだったため、スタッフ全員が名顔一致のお客様を増やすことから取り組みました。カルテ獲得やLINE上でのやり取りを通してトール&ラージサイズショップの顧客様の離反を最小限にしつつ、売り上げを伸ばす事を目標に行動しました。個人と店舗全体で、LINE・カルテ獲得目標を立てて、その目標値を全員で共有しています。お客様へのサンキューLINEやイベントなどのお知らせで来店の促しをこまめに行ってきたことが結果に繋がりました!
――目標を明確にして常に意識することが重要なのですね。お客様に対する日頃の応対の中で最も大切にしていることは何ですか?
お客様に楽しい時間を過ごしていただくこと、お客様の心に残る応対をすることを一番大切にしています。お客様の大切な時間をこちらが頂戴しているので、せっかくならばその時間がお客様にとって幸せな時間であって欲しいです。一人でも多くのお客様にご満足いただくために楽しい応対をしたいと思っています。

――お客様とのエピソードなどがあれば教えてください。
「おススメ上手だからつい買っちゃったわ」と言っていただいたり、「すごく一生懸命対応してくれたので気持ち良かった」と言っていただいたり。「澤山さんが着ているから」と同じお洋服をご購入頂けるのは本当に嬉しいです。お客様からのお褒めが日々の活力ですね。
――お客様からお褒めいただけるのは力になりますね。それでは、澤山さんの強みやアピールポイントを教えてください。
小さい頃からコミュニケーション能力には自信がありました。今でもお客様に心を開いていただき、打ち解ける時間の早さには自信があります。ただお声がけをするのではなく、お客様をよく観察することが大事だと思っています。お客様が洋服を触っただけではすぐにお声はかけず、例えば「どのようなことが気になるのかな?」と自分の中である程度確信ができたらお声がけするようにしています。何を見て、何を触って、何を気にされているのか、常日頃からお客様の行動をよく見るように意識しています。お声がけ内容とお客様の気持ちがフィットしていると早い段階でお客様と距離を縮めることが出来ます。
――最後に、澤山さんが今後伸ばしていきたいスキルを教えてください。
ファンを一人でも多く増やしていけるよう店頭での応対スキルをさらに向上させたいです。SNSでの集客も頑張っています! スタイルスナップ活動を行いながら、並行して昨年よりInstagramの個人アカウントを開設してアンタイトルのお洋服や日々のことを投稿しています。これからのアパレル業界にとってSNSはマストの存在だと思うので、SNSでのブランドPRを頑張っていきたい所存です! アンタイトルのために、店舗のためにこれからも頑張っていきます!!
タケオキクチ 近鉄百貨店四日市店
タケオキクチ 近鉄百貨店四日市店は、昨年の6月に続いて「2023年2月度 月間最優秀賞」を受賞されました。2回目の受賞となった取り組みを石原店長にインタビューしました。

左から)藤本 紗里さん・石原 陸さん(店長)・石田 一真さん
――「2023年2月度 月間最優秀賞」の受賞おめでとうございます。2回目の受賞ですね。まずは率直に今のお気持ちを教えてください。
素直に嬉しいですね! 数多くのショップの中から2度も選んでいただいたこと、またMOVINGにも再度取り上げていただき、スタッフ同士で「恥ずかしいよね。でも嬉しいよね!」と喜びを分かち合いました( 笑)。
――たくさんの店舗が努力をされている中、2回目を受賞できた要因は何だったのでしょうか?
本来2月は閑散期で厳しい時期ではあるのですが、コロナ禍が落ち着いてきたこともあり、セレモニーニーズでのスーツや送別ニーズでのギフトのお客様が非常に多く、客数だけでなく客単価とセット率も大きく伸ばすことができました。昨年の10月から新メンバーでの運営となり、コミュニケーションをしっかりとるのはもちろんのこと、前もってVMDや戦略を確認し、スーツニーズのお客様のお出迎え体制をスタッフ全員で万全にしていたことも良かったポイントです。タケオキクチは本来スーツがお家芸なので、このカテゴリの伸長はすなわち、たくさんのお客様にタケオキクチのスーツの良さをご支持いただけたということになるのでとても嬉しいですね!
――スーツをお買い上げいただくには、単に商品説明ができるだけではダメですよね。そのために事前準備を徹底し、チーム一丸となって取り組んだ成果が現れたのですね。そんなタケオキクチ 近鉄百貨店四日市店の店舗ビジョンを教えていただけますか?
「自立と継続」です。これをモットーに個々がポテンシャルを上げ、いつ、どこにいっても自分の存在価値を発揮できるように成長していきたいと考えています。そのためには楽しむ、何事もチャレンジしてみる、そして継続することも大切だと思います。
――やはり、ドレッサー一人一人の成長が重要。そのためには楽しむことも大切なのですね。では、店舗としての強みはどんなところでしょうか?
客数が多い店舗ではないので、一度ご購入いただいたお客様の顔は確実に覚えていくような意識をスタッフ全員で持っています。どんなお客様だったのか、何を買っていただいたのかなど、パーソナルな情報は随時コミュニケーションをとりながら共有することで、お客様との距離感が自然と近くなりますし、ふらっと立ち寄っていただきやすいお店の雰囲気ができているのではないかと思います。
――自店のウィークポイントをきちんと把握したうえで、強みに変えられるように意識し、行動されているんですね。ちなみに今回の受賞とは少し離れますが、石原さんは、タケオキクチのファッショニスタとしても有名ですよね? スタイルスナップも拝見しておりますが、ファッションのこだわりのポイントをぜひお伺いしたいです。
すごい恥ずかしいですね (笑)。自分自身、「こなし」のようなファッションに対してのテクニックはあまり持っていないのですが、「テイスト・カラー・サイジング」の意識は常に持っています。今シーズンはこの半袖ニットに一目惚れでしたね! ニットだからこそのカラーバランスがとにかく好きです!

――確かに! いただいた写真からも石原さんならではの着こなしが強く伝わってきます! 真似してみたい、と思われるお客様も多いのではないでしょうか。最後に今後の店舗の目標を教えてください。
店舗ランクを上げる! というとかなりハードルが高いのですが、今は店舗での販売実績だけではなくOMO面でもチャンスがあるので、うまく活用しながら貪欲に狙っていきたいと思っています。特にスタイルスナップはモチベーションの一つでもあるので、楽しみながら結果に拘りたいですね。また、個人でも賞をいただけるような行動をスタッフ皆でしていきたいです。
また、最後になりましたが、メンバーやSVにこの場をお借りして伝えさせてください。皆さんがいるからこそ、自分が成り立っていると思います。いつもありがとうございます!
今回は、THE SHOP TK ラゾーナ川崎プラザ店の小玉 千愛里さんと、アンタイトル そごう横浜店の澤山 暁帆さん、さらにタケオキクチ 近鉄百貨店 四日市店のインタビューをお届けしました。これからもワールドグループの様々な店舗やそこで活躍するドレッサーのみなさんをご紹介していきます。表彰を受けた店舗やドレッサーのみなさんは、「Synergy」で掲載していた頃と同様に、店頭ポータルサイト/ライブラリの表彰報告アンケートからぜひお知らせください。MOVING編集局より、取材のご連絡をいたします。
次回のご紹介もお楽しみに!
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