「MY STANDARD」 Vol.54 岸本 幸さん
ワールドグループのスタッフに、長年愛用する“スタンダードなアイテム”を紹介していただく「MY STANDARD」。今回は、アンタイトル 東京大丸店にてドレッサーをしている入社2年目の岸本 幸さんです。
カール・ハンセン&サンのCH24 Yチェア

おばあちゃんになっても使いたいものを
「もともと北欧家具に興味があり、長く愛せる椅子が欲しいと思い、自分への就職祝い&引っ越し祝いとして、初任給とそれまで貯めてきた貯金を叩いて思い切って昨年の春に購入しました(笑)。ワイチェアの魅力は、見た目と座り心地のどちらも兼ね備えているところにあります。抜群に安定しているのはもちろんのこと、軽やかな座り心地で、長時間座っていても苦になりません。 何かを手に入れる時に、おばあちゃんになっても使いたいか、好きでいられるかは必ず考えます。捨てるのがイヤなので、買う時は高価なものでも、少しずつ貯金をして、時間をかけてでもいいものを手に入れるように、買えるようになりたいなあと思っています!」
カルティエのトリニティリング

家族の歴史や思い出を引き継いだ宝物
「父が母にプレゼントして、数年前に母の指に入らなくなったそうで(笑)、私が成人した際に譲り受けました。シンプルでクラシックなデザインですが、カジュアルからフォーマルまで、これをひとつ付けるだけで、エレガントさがプラスされてコーディネートが完成します。 こうして譲り受けたものは、自分の知る家族の歴史や思いも一緒に継ぐような感覚で、かけがえのない宝物。どんなジュエリーよりも大切にしていて、お守りのように思っています。お洋服やシューズのように、生活をする上で必要不可欠な機能はないけれど、自分だけの特別なジュエリーを身につけていると背筋がしゃんとします!」
カメラ(左:フィルムカメラ MINOLTA SR-T101、右:デジタル一眼レフカメラ
カメラ(左:フィルムカメラ MINOLTA SR-T101、右:デジタル一眼レフカメラ Canon EOS650)

心が動いた瞬間を誰かに伝えるための術
「この夏、実家に帰省した時、祖父が大切にしていたカメラ2台をもう使わないからと譲ってもらいました。小さい頃から祖父の影響でカメラに触れる機会は多く、当時は何となく触って遊んでいましたが、今では私のライフワークに欠かせない存在。心が動いた瞬間を逃さぬよう出かける際には持ち歩くようにしています。最近はフィルムカメラのざらざらとしたどこか懐かしい質感が気に入ってよく使っています。 写真は、人の数だけ捉え方の数があることが魅力。単なるビジュアル表現ではなく、『人に何かを伝える』『人と何かを共有する』ための術であることができるのがいいなと思っています」

プロフィール)
きしもと ゆき/兵庫県出身。関西学院大学卒業後、2022年4月に株式会社ワールドに入社。人事部付け新入社員として、アンタイトル 東京大丸店に配属され、現在ドレッサーとして店舗研修中。趣味は美術館・喫茶店巡り。最近の休日は、「色々な東京の喫茶店のホットケーキを食べ歩いています。昔ながらのこんがり・厚め・ふっくら・シンプルなバターが添えられたホットケーキが大好物です。最近は固めプリンにもちょっと浮気しています。おいしいものを食べることが生き甲斐です!」
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