“なんころ先生”が伝授!「資源に命を吹き込み、楽しく学習」ワールド発 SDGsワークショップが広がる


この取り組みの原点は、2020年「キテミテマツド ネクストドア」で開始したワークショップです。ネクストドア自体がアウトレットとしてSDGsの役割を担うストア。その店頭に設けたお直しスペースを使い、まずは古紙でエコバッグ作りを行い、お客様のファンを広げました。その後、他の館での実施に拡大し、SDGs推進室が主体となり他の屋号でも実施のほか、複数の商業施設からイベントのオファーが続いています。今回は8月~9月にかけて開催した3つの取り組みをレポートします。
材料として買うものは何もない。グループの資源が生まれ変わる


ものづくりを体験する遊園地「グッジョバ‼」でアップサイクル
ワールドがパートナー企業として参画するよみうりランドの“ものづくり” が体感できる「グッジョバ‼」でワークショップを開催。「アップサイクルを学ぶワークショップ」として8月1日(火)~27日(日)まで夏休み中のこども達を迎えました。
メニューは全て残布を使ったもの。工場で出た生地を含む様々な種類を使い「みつろうラップ」「フォトフレーム」「ハンドクラフトアート」からこども達が取り組みたいものを選びました。遊園地ならではの楽しめる空間で、“捨てられゆく資源に新しい命を吹き込む”アップサイクルを学ぶことができるワークショップです。



「地域社会とのつながり」港区立赤坂子ども中高生プラザ青山館カリッパでワークショップ
北青山ビルのすぐ後ろに位置する、港区立赤坂子ども中高生プラザ青山館カリッパで、8月30日(水)にワークショップを行いました。今回のメニューは2部構成で、1部は「ファッション・デザイナー」の仕事体験。洋服ができるまでや、流行はどうやって生まれるの?などの説明をした後、ベースのボディ画に紙を重ねてこども達が自由に描き色を付けていきます。第2部はこども参観日にも行った「ハンドクラフトアート」。自分たちの手形に、色とりどりの布を張り付けながら、ひとつのアートに仕上げていきます。




北青山ビルで実施した「保護犬譲渡会」でも
9月2日(土)には、昨年からワールド北青山ビル エントランスで開催している保護犬譲渡会の会場内でワークショップを行いました。譲渡会は開放的なエントランスをフル活用し、複数のチャリティーコンテンツの出店など、会場全体でSDGsの一環である動物の保護に取り組める空間に。


―――SDGsの関心の高まりと共に、随所で行われているワークショップですが、グループ内の資源をフル活用し、ものづくりを知るSDGs推進室のメンバーが伝道師になることでオリジナリティー溢れる、ワールドならではの取り組みに成長をしています。ロールモデルを構築しながら、こどもだけでなく、あらゆる世代が参加できるものだと可能性を感じました。(MOVING編集)






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