2023年9月28日（木）、令和のカリスマ店員を決めるコンテスト「STAFF OF THE YEAR 2023」（主催：株式会社バニッシュ・スタンダード）のファイナルステージが渋谷ヒカリエで開催されました。

全国8万人の参加者の中から、選ばれた16人が競うファイナルステージ。ワールドからは、UNTITLED　nanaさん(ジェイアール名古屋髙島屋）とOPAQUE.CLIP　yuka.aさん（イオンモール千葉ニュータウン）の2名が決勝の舞台に立ちました。nanaさんは2年連続でファイナリストに選ばれる大健闘、そしてyuka.aさんは5位入賞を果たしました！

■お二人の意気込みを語った前回記事はコチラから

【最終審査目前！】「STAFF OF THE YEAR 2023」ワールドグループから2名がファイナリスト選出！

第一審査は接客スキルが問われるロールプレイング

ファイナルステージでは、第1審査のロールプレイングの上位8名が、第2審査の自己PRへと駒を進めます。ロールプレイングの持ち時間は一人4分間。1秒たりとも無駄にできない緊張感の中で、16名のファイナリストのみなさんが個性あふれる接客スキルを披露しました。お客様役は、タレントの村重 杏奈さん、YouTuberのなこなこカップル、芸人のスパイク、そしてモデル・タレント・俳優のユージさん。

審査員はモデル・タレントのアン・ミカさんをはじめ、元祖カリスマ店員で現在はYOCO MORIMOTO DESIGN OFFICE 代表取締役の森本 容子さん、当社ブランドでコラボレートもしているファッションエディター・スタイリストの大草 直子さん、株式会社BRUSH代表取締役の秋山 恵倭子さんという錚々たる顔ぶれ。会場の緊張感はますます高まるなか、いよいよファイナルステージがスタートです。

まずは、UNTITLED nanaさんから。

お客様のニーズを捉え、寄り添いながら的確な提案をする、さすがの接客スキルです。やわらかい物腰と落ち着いた声のトーンがとても印象的でした。

nanaさんからのコメントです。

この度はたくさんの応援、本当にありがとうございました！
私は2度目の挑戦で絶対に負けたくない強い想いがありましたがリベンジを果たすことができずとても悔しい気持ちでいっぱいです。そんな気持ちと共に、たくさんの方々の応援のお陰様で2度もあのステージに立つことができたこと。周りに、環境に恵まれていて私は幸せ者だなと感じています。
そして、販売の仕事はお客様の人生の一部に携わることができ笑顔に、幸せにすることができる素晴らしい仕事だと心から思うことができました。私の言葉、ご提案一つでお客様の心を変えることができる接客は奥深い。お客様を想って真剣に応対するドレッサーはカッコいい！　と気づくことができました。このことに気づくことができた今の私は、これからどんなドレッサーになっていくのか私自身の成長が楽しみです！
最後に「STAFF OF THE YEAR 2024」に挑戦するみなさま、『販売員を主役に。』そんな想いが込められているこの大会はそれぞれの学ぶきっかけや成長に必ず繋がります。明るく気さくで優しい素敵なファイナリストの方々との出会いもあります。この大会が全てではありませんが、ぜひあのステージに立ってドレッサーのカッコいい！！を見せつけて欲しいです。
挑戦するみなさまを応援しています！

続いて、OPAQUE.CLIP　yuka.aさん。はつらつとした元気な印象でお客様とのコミュニケーションスキルは抜群です。

審査員のみなさんが「本当に僅差だった」と語る大激戦の第１審査。yuka.aさん、見事通過しました！　駆け付けたスタッフからの応援もさらに熱が入ります。

第２審査は想いを伝える自己PR

コロナ禍に出産と復帰を経験したyuka.aさん。復帰後、リアル店舗でのお客様とのコミュニケーションがままならない状況の中でもあきらめることなく、お客様に向かい続けました。16年間、オペーク ドット クリップ一筋でドレッサーを務めてきた様々な想いを胸に、大切なお客様、ともに働く仲間へ感謝の気持ちを伝えました。

そして、運命の発表。結果は5位入賞！

yuka.aさんからのコメントです。

この度STAFF OF THE YEAR 2023のファイナルステージという、今までの人生の中で1番の大舞台に立つことができたのは、店舗の仲間・ブランドや会社の皆様といった、たくさんの方のお力があっての事でした。
今までの感謝の気持ちと、私らしく！　という事を1番にステージに立ちました。本当にたくさんの観客の方がいらっしゃる中、ワールド・アルカス・BRの本社の方や同じドレッサーの仲間達の応援して下さっているお顔と声援、うちわがステージ上からハッキリと見え、一気に安心でき楽しみながら臨むことが出来ました。
5位で名前が呼ばれた時は、正直驚きの気持ちが大きく…でもそれと同時に客席から歓声が聞こえてきて胸がいっぱいになりました。
1次からファイナルまでの約4ヶ月、スナップについての学びは勿論たくさんありましたが、1番はチームワークでした。店舗の仲間は嫌な顔ひとつせず、私以上に私の事を信じてくれ、一緒に走り抜いてくれました。この5位入賞という素晴らしい賞は私だけでなく、店舗として、そしてBR、会社として頂いた自慢の賞です！
どんな働き方であっても色々なことに挑戦していけるということ、今回の私の挑戦で少しでも「私にも出来るかも」と思って頂けたら嬉しいです。一緒に働く仲間や支えて下さった方々の為に、今度は私が少しでも支えることが出来るよう、成長していけたらと思います。

ファイナルステージを終え、STAFF OF THE YEAR 2023の総括をした審査員のアン・ミカさんから、こんな印象的な言葉がありました。

「たくさんの人の幸せの扉を開くのがファッション。その扉を開くためのドアマンであり、キーマンであるのが販売スタッフであると思います」

販売員の頂点を目指し、ファイナルステージまで勝ち残ったnanaさんとyuka.aさん。日々、丁寧にお客様第一に向き合う姿勢、ブランドを愛し、仲間と共に様々な方法で発信し、コミュニケーションを取り続けた積み重ねがこの舞台につながっています。来年もお二人のように、ワールドグループからこのステージに立つドレッサーの方々の姿を見ることが今から楽しみです。

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