ちいさな春
皆さま、こんにちは。
今回は五十川が担当させていただきます。
先週末は春の訪れを感じる暖かさでしたね。
何気ない日常の中で季節を楽しむことで、ちいさな幸せを感じています。

1月になるとお花屋さんに並ぶ、啓翁桜を迎え春を待ちます。
まだ芽吹いて間もない枝を選んだのですが、
リビングに飾ったため蕾はみるみる膨らみ、あっという間に満開に。
毎週のお花を選ぶのも楽しみのひとつ。
可憐な春の花の中でもスイートピーが特に好きです。
ひらひらとした花びらと華やかな香りが優美な気持ちにさせてくれます。

そしてこの時期の楽しみといえば、いちご。
12月頃から4月ぎりぎりまで、ほぼ毎日食べるほど。



都内ホテルのいちごアフタヌーンティーにハマった時期もありましたが
結局、そのまま食べるのが一番好きです(笑)。
近くのスーパーは常時10種類ほどの品種が並んでいます。
この日はあまおうとさがほのかを食べ比べ。

いちごはヘタ側から食べる派。
糖度の高い先端が甘さを感じやすい舌先にくるため、より甘みを感じられます。
ぎゅっと詰まった味わいが口いっぱいに広がる小さめの品種が好み。
やよいひめとスカイベリーがお気に入りです。
そしてパックに整然と並べられた姿の美しさ。うっとりしてしまいます。


皮ごとぱくりと頂ける金柑もこの時期によく食べているのですが、
金柑のデザートに使われていたプレートにひとめぼれ。


小さな花々が満開の、春にぴったりな一皿。
写真左のプレート上部にある小さなMはMuranoとMurrineのイニシャルだそうです。
以前ヴェネチアを訪れた時は吹雪で本島とムラーノ島を結ぶ水上バスは全便運休…。
ムッリーネはムラーノ島へ行く日までのお楽しみにしたいと思います。

コロナ禍になる前の春。こんな日常が戻る日を願います。



ウイルスのみならず、落ち着かない情勢が続いていますが
皆さんが健やかに春を迎えられますように。
次回は伊原志津子さんが書きます。どうぞお楽しみに。






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