心躍る場所
デパ地下を歩くと、心躍ります。阿部 あゆ子です。
数々の諸国銘菓、お惣菜、よりすぐりの限定商品、そしてちょっとしたイートインスペース。季節感を演出するディスプレーも見どころ。
リニューアルをした伊勢丹新宿店の地下を歩いていたら、オリジナルの風呂敷が。これは素通りできません。様々に凝った包み方が展示される中「最もベーシックに包んで下さい」と言い出せずに出来あがりを待つ。

こちらは紫色に「日本橋」のモチーフと文字。
心躍るを通り越し、もう最高です。

もうひとつの三越の風呂敷はお中元、お歳暮にぴったりの落着き。
この柄は、画家が千葉の犬吠埼を散策中に見つけた、波に洗われた石をモチーフに「波にも負けずに、頑固で強く」がテーマのひとつというところも魅力。
●三越の「華ひらく」https://cp.mistore.jp/mitsukoshi/hanahiraku.html

いつもデパ地下と食べることばかりでは駄目だと、松屋銀座の屋上へ。

屋上にある「龍光不動尊」について調べたところ、なんと、昭和4年からお客様と松屋の鎮護のためにあるとのこと。「龍光」は「流行」に通じるということで、ファッション関係の祈願にも霊験あらたかだといわれています。
●松屋銀座のプチ知識 https://www.matsuya.com/ginza/story/knowledge/
祈りながら、私事ですが「今期も元気に美味しく、あ、そしてダイエットも。着たい服が着られますように」と矛盾した祈りをしつつ、最後には「デパ地下のあれ食べたい」と雑念が襲ってきました。この日は小雨でしたが、お天気の良い日、デパ地下のお弁当をこの屋上でいただくのも良さそうです。

次回は石平賢太朗さんです。






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