パンケーキを食べながら
今年最後の広報ブログを、阿部 あゆ子が書きます。
とても冷え込んだ日の夕方、ファミレスにパンケーキを食べに向かう。
多くの方がご存じのとおり、少し前のテレビ番組で有名シェフがこのパンケーキに意見したというのを読んでいたら食べたくなって。私は番組を見ていないし、こういった事に正解はないと思っているのでただ純粋に食べたいなと。
夕食には少し早い時間帯のほぼ満席の店内を見渡すと、友人とお喋りをしたり、勉強をしたりと各々が自由で楽しい雰囲気。そして、なんとなくパンケーキ率が高いような。しばらくして真っ白なお皿に、堂々たる姿で登場。騒動を全く気にしていない、楚々としたたたずまい。

パンケーキを食べながら、以前某ハンバーグチェーンのメリーゴーランドというパフェがメニューから無くなった時のことを思い出した。ソフトクリームにチョコチップクッキーとポッキー(的なもの)を添えたそのパフェは、同店のアイコン的な存在で、復活を望む声だけでなく、自分で再現レシピを披露する方も。
商品は世に出た時から、お客様と思い出をつくるものなのだなと改めて思います。
「ローラ アシュレイ」が復活すると伝えた時、そしてその後の一号店オープン時は、多くのお客様がブランドへの想いをSNSで語りました。皆さんが自分と「ローラ アシュレイ」商品との出合いを伝えていたのが印象的。出合いを人に話したくなるブランドなのだと思う。

ここまで書いたのは、いつかこの文章を紹介したいと思っていたから。ちょうど一年前のものですが、この時期にぴったりの「コルディア」のウールコートについて、鞄メーカーでディレクターを務める方がご両親の思い出とともに綴られています。
https://tsuchiya-kaban.jp/blogs/library/20211202
こんな風に書いていると、ずいぶんモノに丁寧に向き合っているかのようですが、いつもは忙しない毎日でそんな事は忘れています。年末の大掃除や新年を迎えるにあたって、整えていこうと感じた1日でした。
次回は今井 紗哉加さんが書きます。お楽しみに。






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