個性的なフォントを探して ~ワールドプラットフォームサービス 山根 由香里さん
突然ですがみなさん、好きなフォント(書体)はありますか。
私は決まったものはありませんが、出先で面白いフォントを見かけると思わず撮ってしまいます。
過去に集めたフォント写真を振り返ると、どうもガッツリしたものや少しレトロなフォントが好みの様です。

この記事もそうですが、日頃私たちに馴染みがあるのは
ゴシック体か明朝体のフォントですよね。

通勤中だけでも案内看板から駅のホーム、コンビニ・・・と、いたるところに様々なフォントが使用されています。
私もブランドからのご依頼でPOPやポスターを制作する際、依頼内容やそのブランドの雰囲気により使い分けますが、基本はゴシック体か、明朝体で制作する事が殆どです。
お店に置く事を考えると、「誰もが読みやすいもの」となり使用するフォントは自然と限られます。
それでも、毎回選ぶ際は時間がかかるもので、しっくりこない場合は小一時間悩む事もあります。
なぜなら、絶妙なフォルムの違いでその数は何十種類とあるからです。

さて、今回このような機会をいただいたので普段使うことのないフォントを使用して簡単なバナーを作ってみました。


いかがでしょう。かなりくだけた印象になりました。
どちらも個性が強いので、使えるお店は限られそうですね。
逆に、その個性を上手に活かせるところもあります。
随分昔に見つけて購入したバッジ。フォントはオリジナルで作られているようですが、
下地のカラーや多角形の形との相性も良いなと感じました。

仕事においてはなかなか使えない個性派フォントたちですが
これからも行く先々で楽しいフォントを見つけていきたいと思います。

執筆者プロフィール
山根 由香里(やまね ゆかり)/兵庫県出身。ワールドプラットフォームサービスでグラフィックデザイナーとして社内ブランドの販促物制作を主に携わる。休みの日には、昼飲みやヨガ、ヒトカラでリフレッシュしています!






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