Welcome to the WORLD Group やっぱり同期っていいよね~新二年目同期座談会~

好き

2020年4月に入社する新入社員に向けたスペシャル企画! 新入社員のみなさんにお届けするタブロイド版のMOVINGにWEBも連動して、3月から4月にかけて詳しい内容を紹介していきます。新たなチャレンジを続けるワールドグループを支えているのは、個性豊かな“ヒト”。そこで、6回に亘ってインタビューや座談会の模様をお届けしています。Part1とPart2では、「先輩からのメッセージ~ 先輩たちの歩みから、道しるべを見つけて~」と題して、㈱ワールドプロダクションパートナーズ パタンナー小林 多栄子さん、㈱ワールドスペースソリューションズ 統括クリエイティブディレクター 丹生 博之さんにお話を伺いました。続くPart3では「働くママをスタンダードに」と題して、子育てと仕事を両立しているワーキングママの座談会、Part4ではワールドを支えるリーダーの座談会、Part5ではこれからのワールドグループをつくる若手メンバーの座談会を、お届けしました。

Part1 小林多栄子さんのインタビュー

Part2 丹生 博之さんのインタビュー

Part3 ワーキングママ座談会

Part4 リーダー座談会

Part5 若手メンバー座談会

Part6となる今回は、2019年度に入社した、4月から二年目を迎える同期メンバーによるトークセッションです。ご参加いただいたのは、㈱フィールズインターナショナル アンタイトル 店舗MD 油谷義輝さん、㈱ワールド グループコミュニケーション推進室 石平賢太朗さん、㈱アルカスインターナショナル スープ デザイナー 岳本彩さん、㈱ワールド 法務 統制監理部 内野可南子さんの4名。社会人として最初の1年を終えた彼らが今思うこととは?2万字のロングインタビューでお送りいたします。

左から㈱ワールド 石平賢太朗、㈱アルカスインターナショナル 岳本彩、㈱ワールド 内野可南子、㈱フィールズインターナショナル 油谷義輝

石平:それでは、2019年度入社組による座談会、始めていきます。よろしくお願いします~!

今回は、13名いる同期メンバーから4名が参加してくれました。忙しい中調整ありがとう。まずは自己紹介からいきましょう。業務内容、出身、趣味などフリースタイルで簡潔にお願いします。

油谷:アンタイトルの油谷義輝と申します。よろしくお願いします。店舗MDをやっています。出身は奈良県で趣味は歌うこと。同期のみんなとはよく一緒に飲みに行っていますが、これからもよろしくお願いします。

内野:㈱ワールド法務統制監理部、内野可南子と申します。北海道札幌市の出身で、今は一人暮らしをしております。で、趣味はライブやミュージカル、舞台などの観劇。業務の内容は、ちょっとお堅いんですけど、私はそんなに堅い人間じゃないです!よろしくお願い致します!

油谷:良い自己紹介ねえ~(笑)

岳本:スープデザイナーの岳本彩です。愛媛県出身です。趣味は旅行、最近は兵庫に行きました。初めて神戸牛の串を食べて、

一同:串かい(笑)

岳本:感動しすぎて、味忘れました!味を忘れるくらい一瞬で無くなりました。

石平:㈱ワールドのグループコミュニケーション推進室、石平賢太朗です。福島で生まれて大阪に年中さんまでいて、

内野:年中さん(笑)

石平:そこからずっと埼玉県で暮らしています。趣味は音楽を聴くことと、古着を買ったり着たりすること。冬は、雪山に行ってウィンタースポーツをすることです。

と言うことで、皆さん改めましてよろしくお願いします!!

この座談会に先立って、同期13人に事前アンケートをしていますので、今回の座談会はそのアンケートの結果をもとにしながら進めていきたいと思います。では、さっそく一つ目の質問から。

Q:学生の時と比べて、自分は変わった?どんなところが変わったと思う?

〈回答比率〉

A,変わった:70%

B,変わらない:30%

〈回答一例〉

A,変わった

健康に気をつけるようになりました(笑)働きはじめた頃、学生時代とは違った環境に身を置いた途端、体調が悪くなり、食事・睡眠・運動の大切さを感じ、今も心がけています。

A,変わった

自己の行動をより注意深く意識するようになった。挨拶や感謝など、基本的な礼儀一つ一つがチームの雰囲気やモチベーションを左右することを実感したため。また全体のパフォーマンスを向上させるという面でも気をつけている。

A,Bどちらも

A:学生の頃の自分と比べて、生活にメリハリがついた。仕事の時は責任感をもって、プライベートでは完全に肩の力を抜いている。

B:自分の根本的が大事にしている考え方やポリシーは変わっていないように感じる。

「まあ、これくらいでいっか!」は、許されない

石平:それでは皆さんの回答を見ていきましょうか。

各々つっこみなど入れつつ、いつも通り、居酒屋で飲んでいる感じでいきましょう。

内野:そこまでいつも通り??(笑)

油谷:じゃあ、変わったか変わってないかを先に確認しよか。

石平:そうしよ。変わったと答えた人~?お、俺と油さんと岳本の3人が変わった、内野だけ変わってないだね。じゃ、変わったって人から。まず油さん、お願いします。

油谷:アンケートでは「今まで具体的に物事を形にすることから逃げてきた部分があったが、仕事をする上では一番大事な部分であると気づいた。検証して、企画したとしてもそれを形に出来なければ全て無駄になるという怖さを感じる事が出来るようになり、意識を強く持つようになった」って答えた。

社会人になる前は、具体的に物事を形にすることから“逃げてきた”ところは間違いなくあって。大学時代のサークルもちゃんとやってはいたけど、企画したものの結局形に出来ずに終わった事が何度もあった。それでいざ仕事をするようになったら、具体的に形にせな、何もかも始まらないということに、当たり前のことなんやけど気づいて、直面して…。

検証、企画という地味な作業を繰り返して、やっと形に出来て、そこからのスタートって事を思い知らされて。それで“作る意識”をめちゃくちゃ強く持つようになったかなあ、プライベートでも。

石平:学生の時、あんまりそんなこと考えてないしなあ。

油谷:「まあ、こんくらいでいっか」的な。でも、社会人になるとそれが許されないっていう怖さ。そのことを意識するようになったかもしれない、良くも悪くも。

一同:(深く頷く)

岳本:私は、視野を広げられたこと。いろんなことに対してやけど、服に対してやったら、かわいいって思うテイストを広げられたとか、人間関係とかも、視野を広げて考えられるようになったかな。

石平:じゃあ学生の頃よりも、人間関係が広がった??

岳本:なんて言うんやろ、同じ年代と今までやってきた中で、社会人になって色んな年代の人一緒に仕事するってなった時に…

石平:これまで横割りだったけど、縦も付いた感じ?

岳本:そうそう縦の面でもいろいろ視野を広げられた!

一同:うんうん。

石平:学生の頃はバイトでしか目上の人と関わらなかったけど、会社に入ってからすごい人数の目上の人、これから入ってくる後輩と関わる中で、それが服のデザインに活きたような感じですね。

俺も変わった側なんだけど、今まで物事に対して真剣に向き合って来なかったんですよ。斜に構えているわけじゃないけど、みんなやっているから、とりあえず自分もやっとこうかとか、一緒にいたら楽しいからフワッとその場に居たようなことが、今考えると割とあって。仕事をしていくと自分に任せてもらったことはもちろん、誰かのサポートとか内容をちゃんと自分の中に入れていって、それを自分ごとにして外に出していくことが必要だと早々に気づかされて…。それもあってプライベートでも、自分ごとで楽しんだり、勉強したりって言うことが増えたなあと思います。

油谷:色んな人が絡んでいるし、自分だけのことじゃないっていうね。

石平:そうそうそうそう、いろんな人と共にやらせて頂いてるので。

じゃあ逆に変わってない、内野さん。

油谷:変わってないってすごいな。

内野:なんだろう。変わってないって書いたんだけど…。

会社に入ると、自分が今までやりたくないとか苦手だなって思っていた業務を、無理矢理じゃないけどやらなきゃいけない状況に置かされるじゃないですか。そうなった時に、自分ってこういう風に対処するんだ、みたいな。変わったっていうより、自分の性格を就活で把握していたのもあって、「これ嫌だな、苦手だな」って思ったものに対して、こういう風に対処できるんだっていう自分の新たな一面を見つけた感じ。

石平:めっちゃいいこと言うやん。成長ってやつですね。

内野:自分の根本が明るみに出てきたみたいな。「こんなことも出来るんだ、私。すごーい!」って思って(笑)。成長というか、今まではやっていなかったし出来ないって思っていたことが、やらなきゃいけない状況に置かれたら、「意外と出来るじゃん!」みたいな発見があって。崖っぷちで何とかなるんだって印象です。

石平:意外とみんなプラスの方向だね。内野ちゃんも変わらんって言っているけど、言葉のあやっていうか。

内野:でも、そりゃ変わったとこもあるよね、朝も早く起きるようになったし(笑)

石平:確かに。俺、休日も起きるもん。

油谷:それは嘘や。

石平:6時半に起きて、「なんやねん」つってまた寝る、みたいな。

油谷:起きてへんやん。

内野:でも、休みの日も10時くらいには起きるようになったかなあ。

石平:それにしても、こういう話したこと無いから新鮮だよね。

Q:入社前と後で、ワールドグループに対してギャップはあった?

〈回答比率〉

A,あった:80%

B,ない:20%

〈回答一例〉

A,あった

元々はもっと殺伐としていて黙々と仕事をしているようなイメージがあったのですが、実際働いてみるとオンオフがしっかりしていて、忙しさの中でもみなさん楽しんで仕事している印象です。

A,あった

思った以上に職種に幅があって同じ会社でも知り得てない部分がたくさんあるように感じます。

B,ない

選考や面接を通してワールドは人の良さが魅力と思い入社を決め、実際に働いてみても、周りの人にとてもよくしていただいてますし尊敬できる先輩もいます。

思ったよりも裏方作業が多い!

石平:じゃあ次の質問!

入社前と入社後のワールドに対するギャップについて。じゃあ、あったって人、はい。

岳本:お、2対2や

石平:油さんと岳本があって、石平と内野がないって言うことで、じゃあ、あった人からいこう。岳本から!

岳本:なんか思った以上に就業管理がしっかりしているところ。しっかりしとるとは聞いとったけど、あ、マジなんや…みたいな(笑)

一同:(笑)

岳本:こんなにも振休とか絶対取らなあかんってのがね。それが予想を超えたって意味でのギャップ。

油谷:それは、良かったの?悪かったの?

岳本:良かった…もちろん!

油谷:なるほどな。それけっこうしんどいなと思うけどなあ、俺は。

石平:俺もそう思う。

油谷:俺の仕事終わってへんけど、絶対休み取らなあきません、残業したらダメですってなってる時。時間を気にして仕事せなあかんっていうことはわかっているけど終わらず…。ちょっと先輩に仕事を振らなあかんってなって、なんでこいつこんなことも出来てへんねんってなってしまう時が、けっこうしんどいというのはあります!!!

石平:実際は思われてなくても、「思われてるんじゃないか?」って疑心暗鬼になるよなあ。

油谷:でも、まあ、振休は確かにありがたいけどな〜。

内野:絶対取るもんね。

石平:それでも、振休とかって心の底からくつろげなかったり、しない?

油谷:するね。

内野:あれ、今日平日なのに…?みたいな。あと次の日に溜まっているメールの量。

石平:そうそうそれそれ。なんで休んでる日に限ってこんなメール来とんねんみたいな。

じゃあ次、油さん。

油谷:今までアパレル業界で働いた経験が無かったからこそのギャップなんやけど、この業界って感覚が大事なイメージが強くて、その中でもワールドはロジックを組み立てて働いている印象やった。その感覚的なものをビジネスに落とし込むっていう事がまずギャップで。例えばVMDも数字で取らなあかん部分をしっかり取って、それプラス、センスで何とかせなあかんとこもあって。そのバランスが難しいなって思うようになったよなあ、それが一番のギャップ。

あと、裏方の体力勝負感が凄い(笑)。

一同:あぁー、体力ねー(笑)

油谷:店舗MDしてるから、尚更やけどなー。

石平:ごめん、店舗MDって仕事が実はまだあまり掴めてなくて。どんなことをしてるの?

油谷:10くらい担当店舗持って、その予算を決めて、それに対して在庫を入れて、予算達成するために、今回はこの在庫をどういう風にして売っていきますよっていうのを決めて、店長とかと話し合って、それで1週間を終える。で、次の1週間で前の1週間の検証をして、今週はどういう風に売っていきますよっていうのを決める。これを毎週続けとる感じやな。販売はしないけど、店に入ったらスタッフが販売に専念出来るように、裏方の業務もする。例えばSCでの店舗研修で皆やった、在庫とかのパッキンさばき。

内野:あれ一番大変だった!

油谷:そうそれ。ダブル打ちとかね!

内野:プロやん(笑)

油谷:基本的にホコリにまみれて、ビニールとダンボールを触っておる。そこらへんもギャップかなあ。

石平:俺は、ギャップは無かったタイプなんだけど、選考の段階から、「この会社は人間味のある優しい人多いなー」って感じていて、最終的にそれでこの会社を選んだのよ。実際に入社してからも、研修をしてくれた人材開発の人、店舗研修先の人、もちろん今の部署の人、皆さんすごく優しくて、丁寧に分からないことを教えてくれるのね。だから、“人の優しさ”っていう面ではいい意味で全くギャップはなかったかなあって思う。このアンケートでも、人がいいって事を書いてる人はすごく多かったけどね。

内野:私も石平君と一緒で、入社を決めた理由が「人がいいな」と思ったからで、そこに関してはギャップがないなって思う。それと、活躍している女性が多いのもいいなって感じてる。私が所属している法務課も女性がとても多い部署で、お母さんになってそのまま働いてる人が多くて。これから先の未来もそういう風になってくんだなって思えるので、私はすごくいいと思う。

油谷:そういう面はホンマに進んどるよな。

内野:男女平等というか、ちゃんと人権がある!

石平:会社の仕組みも、その中の人も優しいよなあ。

Q:ワールドグループのここが好き

〈回答一例〉

何かあった際に皆さんで協力するところです。問題が起こったときや、アトリエセール、ファミリーセールなどのセールでも他ブランドの方に助けて頂くことが多く、横のつながりが強いなという印象を受けました。

服雑貨だけではなく、幅広く様々なことに携われるところ。

職種に関わらず人があたたかい! 私の部署は平均年齢が高めですが気さくで面白い人が多いです。 他の部署の先輩もご飯に誘ってくれます!

皆いいひと!

「出来ません」とすぐ言える環境

石平:次はポジティブに!ワールドグループのここが好き!って言うところ。

油谷:これも、人に関することが多いなあ。

石平:じゃあ、タケモト先生から。

岳本:さっきと同じで休日が必ずある!(笑)

一同:確かに、休みはないとダメだし。休める時に休まないとなー。

油谷:岳本は服を作るから、自分の時間があるってのはやっぱり嬉しいよな。

岳本:そうなんよ!ほんとに大切。この会社なら、絶対自分の時間を作れる!(笑)

油谷:人事の回し者やんけ(笑)

石平:会社に入る前は、自分の時間があるのか心配だったんだけど、思っていたよりあるって印象だよね?

内野:大学の頃のような感じでは無いけど、それでもちゃんと休める。土日祝日とか年末年始とか、夏休みとかもあるから。

石平:大学の頃に無駄にしていた時間に働いてる、みたいな感じだよな。

内野:そうそう(笑)。動いている時間をキュッとした感じ。

石平:楽しい時間の密度は、そんなに変わっていないのかもしれない。

油谷:むしろ充実しているかも。

内野:土日とかにちゃんと予定入れるようになった!

岳本:もったいないもったいない、ってね。

油谷:俺は、若手にも裁量がある所やな。自分の意思と根拠があればたいていの仕事はやらせてもらえる感じ。今はほとんど振られてやっている仕事やけど、先輩が「新しいアイテムの開発をしたいです」って根拠を持って自発的に発言をして、「じゃあそれをやってみようか」ってなっていた。他の会社のことは分からへんけど、そういう動き方をすると裁量を任せてもらえるっていうのは、大企業の中ではいいところなんじゃないかなと思う。

今は、人が少ないということもあるかもしれんけど(笑)、それも自分にとってマイナスではないなと思ってます。

石平:尊重してくれている感はあるよな。採用の時も人事の方が、「若い人の意見大事にしたいから」って言っているのを、正直「ほんまか…?」と思って聞いていたけど(笑)。実際、部署でも「提案しなさいよ」と言われることも多い。

油谷:むしろ、しんどいくらい「何かないの?」って聞かれることが多い(笑)。それをどう受け止めるかも自分次第やし、いいかなと思う。

あと、アトリエセールで服が安く手に入る!これとかもそうなのよ(自分が着ている服を見せながら)

内野:私もこの服とかはそうです(自分が着ている服を見せながら)

油谷:めちゃくちゃ買うからね。合計4万とか買ったよ、この前。

一同:まじ?

内野:え、アトリエセールで4万?それとも上代で?

油谷:いや、4万使ったから、上代で十数万…。そこは、まじで好きなことを仕事にしてよかったなと思うわ。

石平:じゃあ次、俺ね。二つあるんだけど、一つはさっき言った人の面。人間としても会社の先輩としても尊敬できる人が多いって思う。

もう一つは、今いる部署での取組みも含めて、常に新しい試みをしているところかな。これまでよりもニュースをチェックする機会が増えていることもあるけど、著名なネットメディアでもワールドの名前を見る機会が多いから、「ファッション業界の先陣を切って走っていこう!」って感じが伝わってきて、すごくいいなと思います。

内野:私は、ひとつ前と丸かぶりの回答で、“人がいい”って言うこと。さっきの話の中でも若い人の意見を尊重してくれるって意見があったけど、それも私は感じていて。

油谷:法務部みたいな、めっちゃ堅いイメージのとこもそうなんやな。

内野:そう、法務だからわかんない事ばっかりだし、大学で学んできたことと会社で使う知識って、けっこう違うこともあって、やってみないとわからないから、やらせてくれていることもあるとは思うんだけど。まず、やらせてもらって、その後ちゃんとフォローもしてもらって、作った物や私が出した意見を尊重して、「じゃあこの方針で進めていこう」、みたいな流れになってるから、そこはすごく勉強になるかな。他の会社の法務部のこととかあんまり知らないし、ファッション業界全体のことも全然知らないけど、多分他の会社より絶対に良いし、手厚いと思う多分!!

石平:フォローの塩梅がちょうどいい、って感じだね。

内野:ベッタリなわけでもないけど、出来ないところを「出来ません!」ってすぐに言える環境ではある。だから「助けてください」って言いやすいってのもあるかもしれない。

油谷:すげえ理想の職場やな…

Q:仕事にやりがいを感じたタイミングは?

〈回答一例〉

自分たちだけではなくお客様とブランドを作っていっているんだなと感じた時です CRMでお客様からのご意見をまとめている際に、プラスなご意見はもちろんマイナスなご意見もその多くが、「大好きなブランドなのでもっとこうして欲しい」といったようなご要望で、お客様のご期待に沿えるよう頑張らなければなという気持ちになりました。

デスクがサンプルとスワッチで溢れた時に、アパレル業界で働いている実感を得ました。

先輩に助かるといわれた時。

認められた瞬間のうれしさ

石平:この1年間で仕事にやりがいを感じたことはありましたか?

内野:この質問、難しかった〜。

石平:じゃあ、内野からお願い。

内野:やりがいって言うにはまだまだ追いつかないっていうか、業務に慣れなくて。ようやくちょっとずつ分かってきたくらいの時期で…。何かを成し遂げたこととかはないから、大きなやりがいとかは書けなかった…。

油谷:あったら、むしろ恥ずかしいよな(笑)

一同:(笑)

油谷:こいつ、こんなんでやりがいと思っとったんやなぁ、みたいな(笑)

内野:まだ大きいのはないけど、やりがいを感じたのは自分の意見が反映された時とかかな。根拠を持って、「前にこういう事があってその時にこう判断したから、今回はこうだと思います」みたいに提案して、「じゃあそれでいこう!」ってなった時は、やっぱり「やったー!」と思う瞬間。小さいことだけど、そんな感じかな。

石平:小さい事でも認められた時、やばいくらい嬉しくなるもんな(笑)。心あったけえ、みたいな。

内野:ルンルンで家帰る(笑)

石平:俺も。帰りの湘南新宿ラインがどんだけ混んでても、機嫌良い(笑)

油谷:うん、俺もそんな感じかなあ…。自分の意見が反映されて、それがブランドに広がった、みたいな。それも小さい事やけどな。でも、自分の中では嬉しかった!

内野:そんな大きい事は成し遂げられないもんね、今は。

岳本:実際、配属されて半年やしな、まだ。

油谷:二人は?

岳本:先輩の付き添いでメーカー様と商談した時に、新しい事を学べた瞬間が一番やりがいを感じるかな。学べたなって思いたい、常に。それがメーカー様と会う時に、けっこう多い。

石平:それは、デザインのアイデアとかそういうこと?

油谷:それとも業界の全部?

岳本:例えばニットのこととか。服に関して初めて知る内容があった時に、やりがいを感じるし、学べた瞬間に楽しい!って思う。

石平:うちの部署は北青山ビルの1Fでイベントをやることが多くて。初め、部署に入って2週間くらいで、「じゃあこのイベント手伝って!」って言われて、「わかんねえ…」ってなって…。それこそどこに何があるのかも分からないし、指示を出してくれる人からは、「今は、特にやること無いよ」とか言われて。心の中で「特に無いって言われても…」って思いつつ、緊張もしているし、上手いこといかなくて、すごく悔しかったのね。

でも、ここ最近のことなんだけど、イベントでいつも仕切ってくれている部署の人がいない場面があってさ。その時に、部内外の人や協賛している会社の方と連携して、滞りなく無事に終えられたときは、「よっしゃあ!」ってなった。「もう、帰り道泣かんぞ!」って。

岳本:湘南新宿ラインな。

一同:(笑)

石平:その時は比較的年次の低い人たちが多いタイミングだったけど、色んな人と連携して上手く出来たっていうのがでかいかなっていうのはありましたね。

油谷:流れがわかってきて、それを実践出来るようになると、いいよねぇ…。

石平:うん、気持ちいい…ってなる(笑)。そういう場面を通して、他の部署の方とかにも、「頑張ってるね!」みたいに言われる時も、すごい嬉しい。

俺もそうだけど、やっぱり出来ることが増えたり、認められたりって瞬間に皆やりがいを感じてるみたいだね。今のみんなの話も、アンケートを見てても。

内野:何も分からなくて、「うわあああ」みたいになってるのが、このところちょっとずつ整理されていってる感じ!

石平:霧が晴れてきてな、「こことここが繋がってんのか!」みたいな。それがわかった時は、なんかこう、グッと成長に繋がったような、そしてそれがやりがいとか楽しさに繋がってくるのかなあというのは、私も皆さんも思ったんじゃないでしょうか!!

Q:仕事を辞めたくなったタイミングってある?

〈回答比率〉

A,ある:40%

B,ない:60%

〈回答一例〉

A,ある

やめたいというよりも無気力になってしまったことはあります…。自身の出来なさを感じたり、思うように言いたいことを伝えられないもどかしさを感じたり、複雑な感情になってネガティブになることはありました。

A,ある

最初の店舗研修・企画で自分の意思が持てなかったりまとまらない時。

A,ある

東京が肌に合わない、風通しのよさがイメージとは違った時。

思いっきり、ぶっちゃけてみました…

石平:じゃあ、続いては皆さんお待ちかねのコチラ。

内野:これ、怖いんだけど〜(笑)

油谷:どこまで書かれんのこれ…

内野:新入社員に配られるんでしょ!?

石平:まあ、ここで話してるってことは、それを耐えての今って事だからね!「皆、悩むんだな~」って後輩に安心してもらいましょう。じゃあ、これは油さんから行きますか。 

油谷:まず書いたのをそのまま読むけど、「自分でも穴だらけだと感じている仕事を、時間の関係で提出しなければいけなかった時、トラブルや確認不足で時間を取られ、自分でも全く自信のない甘さだらけの仕事を提出せざるを得なくなり、お叱りを受けた。分かっているのに言われるというのはなかなか辛い所があったが、仕事の納期の重要性を再認識できるいい機会であった。」

一同:おお、ちゃんとしたやつや!

油:店舗MDって、店舗と本部の考えに板挟みになる立ち居地で…

一同:うわあ…、なるほどねえ…

油谷:正直店舗MDってMDの中では1番なりたくない職種やったのよ(笑)。ブランド事業志望やったけど、中でも開発MDとブランドMD志望で。採用された後の配属先での面談でも「開発とブランドがやりたいです!!」ってずっと言っていて(笑)。それをアツく語った結果、ブランドや開発をやるには店舗を見ておいた方がいいという判断で、店舗MDに配属になったのよ。

石平:油のためを思ってなのね。

油谷:そうやね。とはいえ、板挟みになるのは目に見えていたし、わかっていたけどやっぱりしんどいってなって…。本部も店舗も死ぬ気でやってる。本部の考えもある中、店舗では気に入らないこともあって、それを落とし込んでいるんやけど、それでも反発することは絶対にあって、って言うのがしんどくて。

石平:そうか…。

油谷:そもそも自分は効率よく仕事が出来るタイプでもないから、毎週予算組んで、実施して、検証して、っていうのが追いきれてない時があってな。そのタイミングで、ポップアップがあって。ポップアップショップの予算はこうですが、そもそも月予算に足りてないから補填するためにどれくらいの商品入れて、どういう売り方をするかを考えなあかん時があって。それを決める段階で手間取って、自分でも「こんなん絶対予算達成出来へん」って思ってる内容を、時間が迫って出さなあかん状況になってしまい、それを出した結果、当たり前やけど、「こんなんで予算行くと思ってんの?」みたいな話になり…。「わかっとんねん、俺も…」と心の中で(笑)。その時がけっこうしんどくて、それが2ヶ月くらい続いた。

内野:それは長いね…

油谷:そう、長く続いちゃってな。それを仕方なく店舗に持って行って、「自分が本部の人に予算を達成するための方法を上手くプレゼンすることができなかったから、要望のあった商品を投入することが出来ませんでした」って伝えた時に、「え、何でなの」ってなって。店舗に週2回、本部に週3回入っている中で、そこが一番しんどかったなあ…。

内野:聞いてるだけでしんどい…。

岳本:2つの場所ってしんどいなあ…。

油谷:俺、店舗でも最初ミスりまくっとったやんか、出荷ミスとかな(笑)。そんなミスしまくっている今年入ってきたばっかの新人MDが、店長とかと話し合って予算とか決めなあかん訳やんか。店長からしたら、たまったもんやないやん、そんなん。こんな簡単な仕事も出来へんやつになんで予算のこと握られなあかんねん、みたいな(笑)

必死に関係作りをせなあかんってタイミングで、予算を握って店長と戦略を決めるってミッションもあって。しんどい時は、まあまだ続いとるけどな(笑)。

石平:なるほど…数字の業務だと思ったら意外と人間関係もすごく大事なんだね。

予算の話を聴いた時は数字ばかりかと思ったけど、ちゃんと人間関係から築かなきゃなんだね。

油谷:それはマジでそうやな。効率いい人間やったら、要らんもんは要らん、要るもんは要る、でパっと判断できる人もいるやろうけど、俺はそう上手く出来へんからしんどかった…。

石平:学生の頃は、ほどほどに上手いことやれてたタイプで、出来るやろ!って思ってると、働き始めてから打ちひしがれるよな(笑)

油谷:そうそう嘗めてたわけやないんやけど、「自分ってこんなに出来ひんかったんや…」みたいな、な。

石平:その話と少し繋がるんだけど、俺は、本当に基本的なことも全然出来てないって気付いた時とか…。ほんとに細かいことなんだけど、メモを取ってなくて一度聞いたことをまた聞いてしまうとか…。それでまた聞いたら、「あれ、前も言わなかったっけ?」とか言われて、「言いました…聴きました…すみません…」って(笑)

一同:(笑)

石平:あと、パッと見はめちゃくちゃ簡単な仕事なのに、やってみるとすごい時間かかったりして、そんでヒイヒイ言いながらその仕事を終えて出した時に、「え、ここ違わない?」みたいに言われて…。あまりにもそういうことあったから、もう、何かそういう病気なんじゃないかってググったもん(笑)。で、調べて症状見て「…合致しとる」みたいなね(笑)。

油谷:あーー、めっちゃわかるわ、それ。(爆笑)

石平:ほんとにその時に「俺、ダメだ」って思ったのと、部署に配属されたばかりの時とか、「もう次の日のことを考えないでお酒飲んだり、歌おうぜってカラオケに行ったり、気楽にできる生活はもう一生来ないんだなあ」って考えた時に、恐ろしくなって部屋で体が動かなくなった時もあった(笑)。その2本かなあ、辞めたくなったタイミングは。

油谷:ホウレンソウとかも出来ひんかったもんなあ。今ですら、ちょっと危ういわ。

石平:ほんとにそうなのよ…。

岳本:大事だって自覚はあるけどね…。

油谷:怖え、なんとかしてもみ消してえ、みたいな。(笑)

内野:バレないかなあと思っていたら、すぐバレて、「分かってたんです、ハイ…」って言い訳する…みたな(笑)。

石平:あと、ホウレンソウとは言うものの、どこまで報告すんのかっていうのもね。

岳本:いちいち報告されても、みたいに思われそうやし…。

石平:何を報告してんねん、ってなるのも怖くて…(笑)。大丈夫だよって言われてはいるけど、さすがに限度ってもんがあるのではって考えちゃうことはあるな…。

岳本:私も…あります、常にあります。最初の店舗研修の時も、「うわ…なんやこれ」みたいに思ったし、今も思う。企画においても自分の意見を持つことが出来なくなってしまって、企画に向いてないんじゃないかなーとか思ったりして…。

油谷:それは、仕組みがわからなくて追われてるから、考えている時間が無いっていう感じ?

石平:それとも自分のやりたいことと違うから、っていうこと?

岳本:うん違うから、かな。そのことは分かって入ったつもりなんやけど、思った以上に合わせることが難しかった。

油谷:確かにデザイナーにとっては、それは死活問題かもしれんよな。

内野:それで今、何を糧にやってるとか、どう折り合いつけてるとかはあるの?

岳本:店舗の時は、ほんまにプライベートを糧にやってたけど、今はプライベートでもほんまに何も出来んくなる時があるくらい悩んでる。人生について初めてちゃんと考えたみたいな。今までフラーって、何となくでサラーっと生きてきたし、フラッフラッって来て次こうやろ!みたいにしてた。でも、今後のお金のこととかもあるし、人生について初めて考えた。

内野:社会人になったら、まじでちょっと考えるよね、今後40年くらいある中でどう生きていくんだろうみたいな。

油谷:自分次第やからなあ…。

内野:ね。どうするもこうするも。

石平:じゃあ次、内野。

内野:私、辞めたくなったタイミングは無いんだけど、どっちかっていうと「何くそ!」みたいな気持ちで。今辞めたらなんも学べないし。部署の環境はとってもいいし、先輩との関係もいいから、今、いろいろなことをめちゃくちゃ教えて貰える時期というか。何を質問してもOKだから、「こんなん無理ピ~」みたいになっても、「何くそ!今辞めたら何くそ!」ってなる。辞めるにしても、部署内で「内野さんがやめちゃうなんてもう回らない!」って惜しまれるくらいの力をつけてから辞める。他の会社に行くにしても。

油谷:なんかあるんちゃうの?そういう出来事。

岳本:確かに!

石平:これを越えなきゃ!って思ったきっかけ、みたいな。

内野:いやー、知識不足!やっぱりわからない事が多すぎる。専門的なことを求められる部署だから、事業の人からメールや電話で相談を受けることが多くて、相手はわかっていると思って相談に来るけど、私から出せるものが何も無くて…。その時に「私、人生でインプットされてること何も無いじゃん」って思って。ここで出せる知識とか全然なくて、「このままじゃだめじゃん」みたいな。「このまま辞めてたまるか、何くそ」みたいな。

石平:そっち行けるの、すごいよな。

内野:負けず嫌いなんだと思う。

石平:職場の環境がいいって言うのもあるのかな。

内野:そうね、教えて貰えるってのもあるし、まだ、辞めようとは思わないかなー。

石平:アンケートの回答を見ると、「辞めたくなったことはない」って答えた方は8名いましたけど、皆さんもこんな風に様々な理由があるんですかね。

油谷:いや、でも8人って多いよなあ。

内野:みんなにも聴いてみたい。「ない」にしても、みんな私みたいに絶対に何かはある。それにしても、ここに貴重な「ある」が3人も集まってるんだね(笑)

石平:まあ皆、何かしらのことを乗り越えてきたか乗り越えている最中ってことなんだね。

Q:リフレッシュ方法は?

〈回答一例〉

自然の多いところにでかけたり、美術館に行ったりします。いつもメディアに触れているので、できればアナログなことに接していたいなあと思います。

一日の終わりにスイーツを食べる。食べると幸せな気持ちになる。

休日はアパレル(繊維)以外の分野を学ぶ機会を作り、寸暇をさいても意欲的に勉強し自己啓発に努めています。

散歩

やっぱり同期っていいよね

内野:リフレッシュは、マジで大切。

岳本:誰やねん、汐留まで歩いて帰るやつ。

石平:みんなからの回答を見ると、友人とお酒を飲むって意見が多いみたいだけど、そう答えた人、手上げて!

一同:(4人全員挙手)

石平:友人と飲みに行くって書いてある人が多いけど、やっぱり同期と飲みに行くのがリフレッシュだって人が多いんじゃないですかね。

油谷:いやあ…大事だよなあ!!おらんかったらちょっとやばいと思う。

内野:飲まなきゃね、厳しい(笑)

油谷:愚痴言うとかじゃないよな。

岳本:そうそうそう。同期と何の話しすんの?っていろんな人に聞かれるけど、そういや仕事の話せんなって(笑)。「嘘や!」って言われるけど、いやマジでせんなって(笑)

内野:仕事の話すると、リフレッシュ感が薄れちゃうし。

石平:話して笑って解散して、帰りの電車でその日のこと思い出そうとすると、「あれ何話したっけ…?」ってなる(笑)。

油谷:くだらんこと話すんがええんよなあ…。それないと無理やもん…。

一同:人事に感謝…。

内野:やっぱり人に会うのがね、かなり重要な気がする。

石平:大きい会社だから同じ部署に同期は居ないけど、だからこそ会いたくなるんよなあ。そしてみんなでお酒飲むと「やっぱり同期っていいよなあ」って言いがち(笑)

内野:ほんとに救われる。

油谷:家でゴロゴロしとるだけってのも、病むよなあ

一同:(同意)

内野:家は出た方がいい…あと声出すとか大事な気がする。カラオケとか。

私の部署あんまり大きい声を出せる雰囲気じゃなくて、ちょっと「ワキャー!」みたいな声出すと、「え?」みたいになるから、休みの日にみんなと会って大きな声で騒げるとかなりリフレッシュになる!

石平:確かに各々のリフレッシュ方法を見つけておくことは大事かもしれないねえ。

社会人になってからの一年を漢字一文字で表すと?

〈みんなの回答〉

とにかく知識や経験を蓄えた1年だったと思う。この蓄えたものを活かして2年目以降、大きく前進したい。

仕事において色々なことを習ってきたという点と、プライベートも含め、生活習慣などもようやく板についてきました。

店舗研修から始まり部署配属と、めまぐるしく環境が変わり、その中で知らないこともできないことも多く、手探り状態でなんとか探検しているような1年だったと思います。その中で得たことが多くあったので、2年目に繋げていきたいなと感じます!

一人暮らし、生活する街、職場、仲間、全ての環境が大きく変わり、新しい”色”のある生活が始まったからです。また、髪の色も変えたのでこの字にしました。(笑)

店舗研修では品出し等で店内を走り回り、配属後も会場管理等でビルを走り回り、一年間も走る様にものすごい速さで過ぎていったため。

見ること成すこと全て新しく、新しい経験が豊富な一年であったため。

色々と浮き沈みが激しかったからです。

仕事をする上で柔軟性が大事だと気づいた1年だったからです。臨機応変に対応できる力はもちろん、人の意見を端から否定せずにまずは聞く姿勢、社会のものごとに関心をもって吸収し、自分を変えようとする意識。これらは柔軟性が無ければ
         出来ない事だと思うので、今後も継続していきたいです。

理不尽なことが多々ある中で、何も考えないようにするのが一番楽だと感じた一年だからです。

一日も、一週間も、一年も早い!毎日やることがたくさんあるからか、大学生の頃に比べてあっという間に時が過ぎてしまったので…。

仕事を教わること、自分の出来なさに気づいたこと、全てが学びだった。

まず1年、色んなことに耐えることが出来たから。

※一名未回答

十人十色

石平:じゃあ次の質問!漢字だ!内野さんから!

内野:はーい!私は「早」にしました。ほんとにびっくりするくらい1年が早いっていうのと、朝仕事始めるぞ〜からの1日の早さもある。休むとかお話したりとか、一息つく時間もあるんだけど、なんか気づいたら帰る時間に…。あと1か月とかがもう…。

一同:早いよねぇ…

内野:1年目、もう終わるからね。そういう早さをすっごい感じた。

石平:「今年も早かったなあ」とかじゃなくて、1日も1週間も1か月も全部早いっていうね。

内野:色んなことをインプットしているからというか、やんなきゃいけない事がたくさんあるから、だと思うんだけど…。

油谷:追われてるよな。

内野:うん、すっごい追われた。それで「早」って字にしてみました〜

石平:すぐ年取りそう。

内野:ほんともう20代終わるのが目前。怖いよ(笑)。一日一日大切にしなきゃ、ね。

石平:内野さんの「早」と似てるんだけど、俺は「走」にした!1年間早かったって意味もあるんだけど、それこそ物理的にも(笑)、店舗研修の時から「サッカーできるのでは?」ってほどに広いお店で、その中で走るまではいかないけど超早歩きほぼ走りで移動してたし、配属後もイベント会場の管理したりとか、フロア間で物を移動させたりとか小走りでやってたし…。そんなわけで、全体的に走るように早く過ぎていったし、中身も走ってたかなっていう1年になりました。

じゃあタケモト先生は?

岳本:先生はね、「耐」。

油谷:この回答、先生なんや!?

岳本:やはり色んなことに…耐えたなと。まず1年。

石平:耐えることなんてなかったしな、今まで。

岳本:そうなんよ。もしあったとしても、自分の中で適度に耐えられてた。でも仕事になるとね…。

内野:含みがある(笑)。

石平:でも、1年耐えられたってのは気持ち的にすごい大きなことではないん?

岳本:うーん、確かにねえ。

石平:じゃあ、最後、油さん。

油谷:俺のは、全然面白くないねんけど、「学」。絶対被ると思ったんやけど、誰とも被らんくて。

内野:あ、ほんとだ!てか、全員違う漢字なんだ。すごい。

油谷:最初、「苦」にしようと思ったんやけど(笑)

内野:私も思った。

石平:みんな絶対頭よぎるよな(笑)。

油谷:まあでも、「学」はそのままかなあ、何もかもそうやった。教わるってことももちろんそうやけど、さっきも話した「自分ってこんなに出来ないんや」って分かったのがめちゃくちゃ大きかったなあとは思う。苦しくもあり、でも、苦しむ中でこれからどうなるか分からへんけど、って感じや。

Q:10年後のファッション業界はどう変わっていると思う?

〈回答一例〉

ファッション × アートが社会に浸透もっとファッション業界がヒトの創造性を伸ばすツール・役割を担ってほしい。単純作業が自動化していく中、今後どんな思考や発想・アイデアを持っているか、どうビジネスに活かす事ができるのかが今よりもっと求められる時代になると思う。

10年もあると世の中は大きく変わると思うけど、機能とファッション性の両立がかなり重視されると思う。機能で言うと、必ずSDGsはファッション業界で強く意識されるはず。「環境に優しい」というか、「作るほど環境に良い影響を与える服」とか開発されてほしい。というか、したい。服で人と地球を幸せにしたい。

キャリアブランドも、もっとファッション性を思いっきり出せるようになったら嬉しい。ビジネスの場においてのファッションのルールがもっと自由になったら嬉しいです!自分はまだまだ新人ですが、じわじわそういったアイテムを提案できるように頑張ります!

夢物語でも…

石平:採用中とかも似たようなこと何度か聞かれたけど、ここで改めて10年後のファッション業界はどう変わっているか、何ができるようになっているか、夢物語でもいいので自由に、ということで。では、タケモト先生から。

岳本:ほんま、なんか面白くないけど、10年後では変わらんなって思う。

一同:かっこいいい!!

内野:グッときたわぁ!

岳本:唯一変わるって思うのは、ネットで服を買う人が増えるかなってくらい。私はネットでは服は買わんけど、ほんまに買う人は増えたなって印象。もっとそれが普通になっていって、実店舗が少なくなっていくと思う。そんで、流行に敏感な人が減っていくと思う。昔やったら安室ちゃんが着ていた服は全部欲しいとかいう時代があったらしいけど、それが今はほんとに少ない。そういうのがもっと無くなっていくかなあって。

油谷:みんなが一つやないもんな、今、憧れの人とかって。

石平:インフルエンサーとかYouTubeとか、発信者の数が多すぎるから、各々が各々の目指すものがあるというか。

一同:さすが先生やね(拍手)

内野:10年じゃ変わらないは名言だわ…。私は、ユニクロみたいに一般化していくと思ってて、それが進んでいくと同時にめちゃくちゃニッチな層も増えると思う。みんな同じような服を着ているんだけど、すごくニッチでほんとに少数だけが買うようなブランドがチョロチョロ増えていく、みたいな。全員が欲しいものより特定の物が欲しいとか。可愛いからだけでなくて〇〇とコラボだから買うみたいな。服のデザイン性だけじゃなくてもう1つ、何か付加価値があれば買うっていうことが増えて、その一方で服自体は一般化していくと思う。

石平:例えば、ここの素材使っています、みたいなそういう感じ?

内野:そうそう。全員が欲しい訳じゃなくて、ここのものを使っているということに価値を感じる人に人気みたいな。

岳本:自分だけみたいな、な。

油谷:ダイバーシティや。ちょっとそれ逆かもって意見なんで、次、俺行くわ。ふんわりとした回答出したくないなと思って具体的にしたんやけど、コンビニで自分の体型に合うスーツを買えるような時代になると思う。

自分はスーツにそこまでこだわりはないけど、こういうイメージ。多様化は確かにしてるんやけど、結局、どんどん細分化していくってよりは、ある程度細分化したら止まると思っていて、むしろその後まとまっていくっていうことの繰り返しやと思う。

それこそZOZOスーツとかオーダーメイドとか流行っているけど、果たしてそこまで自分だけの服っていいんかなって、そうじゃないなって言うのはすごい思ってて。ファッション業界の人たちは服が好きだからそらそうかもしれんけど、1番多いのは、言い方悪いけど…服に頓着が無くて着れたらいいやって層だと思う。だから、そこまで細分化はしていかないと思うねんな。スーツとか、革靴とか、ジーンズとか、決まった分野の中で自分の体型に合わせて、っていうのは伸びていくと思うけど、自分だけの服が欲しい、自分だけの服の概念を作っていきますみたいな多様化はしていかないと思う。

石平:なるほどな。

油谷:このアンケートの回答の一つに「買い方や売り方やそれを取り巻く環境の部分に大きな変化があると思います」ってあるけど、その通りだと思っていて。それこそコンビニでスーツを注文できて、すぐに手に入る、みたいな。

石平:商品への辿り着き方に変化があるって予測だね。

油谷:そう、ここら辺が変わってくるんかなあと思います、自分は。

石平:俺はファッションでの自己表現をもっと手軽でバリエーション豊富に楽しむことが出来るようになると思う!ていうか、なって欲しい(笑)。ファッションとテクノロジーのコラボレーションが増えて、服が好きでもそうでない人も多くの人が自分の手で、服含む作品とかを作成して発信できる未来になると思うなあ。理想も入っているけど。それこそ1家に1台3Dプリンターみたいな。

油谷:うん、それ。あると思うけどなあ。

石平:服に頓着のない人は大きな変化は無いかもしれないけど、より楽しめる人は増えてくるんじゃないかなあ。そしてそれを世に広める人も増えてくると思う!

油谷:コンビニに3Dプリンターは絶対あると思うねんな。

岳本:なんでもコンビニで作れちゃうみたいな?

油谷:そうそうそう。なんか、大学の課題のために必要なもの作るとか、卒論で必要なものをコンビニで作っちゃうとかさ。

Q:初めての後輩へのメッセージ

〈みんなのメッセージ〉

「これから色々なことがあると思いますが、全てが自分の糧になるので何事にも前向きに取り組んでください。ご入社おめでとうございます。」

「入社おめでとうございます!そして数ある企業の中からワールドを選んで頂きありがとうございます!社会人生活、不安なことだらけだと思いますが、ピンチの時は先輩・上司が必ず助ける会社です!失敗を恐れず一緒にガンガン変革をおこしていきましょう~!!」

「地方から出てきた人の半分以上の人が東京は住みにくいところと言っています。みんなで一緒に頑張りましょう。」

「学生と社会人の切り替えは人生でもかなり大きな節目かと思います。ですが、そんなに気張らず、とにかく新たな人生を楽しんでください。 困ったことがあったら先輩社員を頼ってください。皆さんに会えることを楽しみにしています!」

「緊張もすると思いますが,楽しんで!人生楽しんだもの勝ち!」

「ワールドにご入社おめでとうございます。これから同じ会社の仲間として切磋琢磨できれば良いなと思っております。1年先に入っただけの先輩なので、私に出来ることであれば何でもお助けしますし、逆に何か助けて頂くこともあると思います。そのときはよろしくお願いします。」

「入社おめでとうございます!今後、皆さんと一緒にお仕事できることを嬉しく思っています。どこかでお話しできることを楽しみにしています!共に頑張りましょう~!」

「僕の代の人はほとんどみんな優しいので、どんどん飲みや遊びに誘ってみてください。」

「急な環境の変化に打ちひしがれたり、自分の力の無さに心が折れかけたり、先が見えなく苦しいことも少なくは無いですが、それでも時間は過ぎますし、それにつれてじわじわ力がついてきて、『楽しいかも?』って思えるタイミングが現れ始めるので、安心してください。一緒に頑張りましょー!!」

「ファッションという自己表現の世界に来たからには、自分の意思をしっかり持つことが不可欠だと思います。自分のやりたいことを伝えられるよう、何事も全力で取り組んで頑張って下さい。」

「新入社員の皆さん、こんにちは。これから環境が変わり、たくさんの経験をされると思いますが、希望に満ちてキラキラと輝いている今の姿を忘れずにいてほしいなと思います。そのために私がおすすめする心がけをお伝えします。それは、『興味を持ったことにとにかく挑戦する』です。内容は何でも構いません。新しいスタイルのファッションに挑戦するとか、知らない本を読むとか、作ったことのない料理を作るとか…。とにかく気になったことに挑戦すると、ずっとワクワクとした感覚が持続されるので心が元気でいられます。参考にしていただけたら幸いです。皆さんに会えることを楽しみにしております。これから宜しくお願い致します。」

「一緒に頑張りましょう」

「新しい環境で緊張したりで大変だと思いますが、みんなあったかい方が多いと思うので安心してください!」

伝えたいこと

石平:と、まあ話は尽きませんが、最後の質問に参りましょうか。初めての後輩へのメッセージということで。

内野:そっか、もう入って来るのか!

石平:この社員証に貼られた「新入社員」の文字が取れるのよ…。

一同:怖いな〜(笑)

油谷:俺らより仕事出来るやつが入ってきたらどうしよかな。

石平:それこそ板挟みよな、立つ瀬がないわ…。

内野:どうしよ(笑)。泣いちゃうよ。

油谷:いじめるか…。

石平:一番だめや。じゃあそんな油さんからよろしく。

油谷:俺からのメッセージは、「ファッションという自己表現の世界に来たからには、自分の意思をしっかり持つことが不可欠だと思います。自分のやりたいことを伝えることができるよう、何事も全力で取り組んで頑張って下さい」ってことやな。

まあ、今は追われていて意志を持つ暇なんて無いんですけど、やっぱり自分がこれをやりたいってのはしっかり持って、その意志をモットーに数字を取りに行くとか、上司に発言に行ったりとかしていくのが不可欠かなと思う。今、自分が出来てるかどうかは別として、すごい大事やなあと思いましたね。ファッション業界で働こうとしてる人達って、ちょっと捻くれてる人が多いと思うねんな。尖っていて、自己表現に対してアグレッシブな人がすごい多いイメージ。そういう中で負けないっていう意志は大事かなって思うね。

石平:これは“Theサラリーマン”って感じで社会に迎合しないと…って心配している新入社員の方々には大変良い言葉なんじゃないですか。それでいいんだって思えるような。

岳本:今の私に刺さりました!花丸付けとくわ!

一同:(笑)

内野:私からは「緊張もすると思いますが,楽しんで!人生楽しんだもの勝ち!」

一同:ぽいねぇ。

内野:私の人生のモットーが、「人生、楽しんだもん勝ち」っていうのなんだけど。でもまあ、楽しいことばかりじゃなくて、落ち込むことも辛いこともたくさんあるし、表面上は明るいけど家帰ると泣いてる、みたいなこともある。みんなそうだと思う。新入社員とか特にそうだと思うんだけど、今が辛くても小さい楽しいことは沢山あるし、そういうことを忘れずに生きて行こうってこと。社会人生活はけっこう無になってパソコンカタカタみたいな瞬間もあるし、大学生みたいにふわふわーっていう生活は無いけど、「それでも絶対楽しいことはある!」と信じて生きることが人生を楽しくするコツだと思います!!

岳本:それも私に刺さりました。花丸。

一同:(笑)

岳本:私からは、「一緒にがんばりましょう」。シンプルイズベスト、や。多分、自分が分からなくなる時がこの1年で来る。何がしたいかわからん、何の為にしとるんやろう、何の為に働いてるんやろ、って自分が分からんくなる。でも、そこでなんて言うか…、同期を大切にして、同期に相談してみたらちっぽけに感じるので、オススメです。

石平:一緒にってのは、みんなで一緒にってことやな。

岳本:みんなで。抱え込んだりしないようにしよなってこと。

石平:俺からは「自分の力の無さに心が折れかけたり、先が見えなく苦しいことも少なくはないですが、それでも時間は過ぎますし、それにつれてじわじわ力がついてきて、楽しいかも?って思えるタイミングが現れ始めるので、安心してください」と言いたい。これはほんとに自分に合ったことを書いちゃった(笑)。楽しいって思えるタイミングが現れ始めるって書いてあるけど、その頻度がどんどん上がってくると思うの。さっき言ったみたいにさ、辛すぎて家で体が動かなくなる時もあるけど、楽しいかもって思えるタイミングがちょっとでも出始める時までやれれば、そこから頑張っていけるから。「先が見えないって暗くならないで!楽しいこと絶対起きるぞ!」っていうのを新入社員に伝えたいなと思ってこれにしました。

一同:いい話でした。

石平:花丸はつかなかったけどな!

岳本:丸くらいやな!

一同:4月。楽しみやな。待ってるよ~!

社歴が短いからこそ感じた驚きや葛藤を、信頼できる同期だからこそ本音で語り合って頂きました。これから会社で経験する様々なことを、楽しみながら苦しみながら、一緒に乗り越えて行けたらいいなと強く感じました。

今回を持ちまして、6回に亘ってお送りしたワールドグループメンバーによるインタビューやトークセッションは終了です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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