ワールドグループの新型コロナウイルス対策支援
~ブランド・SNS編~
手作りマスクから、“STAY HOME” オンラインヨガまで

――誰もが予想だにしなかった日々を送ることとなった2020年上半期。4月に入るまでは、コロナウイルスという未知の脅威を感じながらも仕事を続けることができましたが、緊急事態宣言後は一気に館の休業も進み、経験をしたことのないリモート環境へと移行しました。
前回のMOVINGでは、グループ全体の取組みである医療用ガウンとマスクの生産について、ワールドプロダクションパートナーズ大峯伊索さんのインタビューhttps://test.world-moving.jp/world-for-the-world-omineintv/をお届けしました。
今回は、事業部の取組みやインスタグラムを使って発信したイベントを紹介します。初めて直面するコロナ禍の中、ワールドグループのメンバーそれぞれが伝えたい想いを込めて手探りで発信しています。“アフターコロナ”や“ニューノーマル”という言葉が出てきて価値観も変化し、仕事だけでなくプライベートまでMeetやZoomといった新たなコミュニケーションツールが瞬く間に広がった、この間の取組みの一部を振り返ります。
スタートは、ワールド北青山ビルで配布したマスク
2月末から3月にかけては、政府からの発表や地域ごとの感染状況など、複数の情報を鑑みて、ワールド北青山ビルで予定をしていた数々のイベントが中止・延期となりました。そんな中、コレクションを断念した東コレブランドの「スリュー」は、3月19日(木)、コレクションを開催するはずだった北青山ビル1階で「RAGTAG」とのコラボレーションで仕立てたマスク300枚を配布しました。この時期はまだ「密」を避けるというスローガンが大きく掲げられる前で、多くのマスコミが取材に訪れました。
当日のレポートはこちら「ラグタグ」が今春からアップサイクルブランド「SREU」とコラボスタート↓
https://test.world-moving.jp/ragtagsreu/

この後一気に広がった手作りマスク。マスクが入手困難というだけでなく、
個性を表現するアイテムとして、細やかなモノづくりが得意な日本ならではの現象ともいえます。
「ほしい!」という声多数。「オリジナルスティッチ」では、ノベルティにマスクを


左)マスクの柄はランダムにセレクト。届いてのお楽しみ!
「オリジナルスティッチ」はこの期間、オンラインカスタムブランドとして、積極的に新商品を発売し続けました。大人気の「ポケモンシャツ」では、4月17日(金)から『ポケットモンスター 金・銀』に登場するポケモンの柄100種の追加により、全251種の柄からカスタマイズをお楽しみいただけるように。さらに、この注文に合わせて、シャツをご購入いただいたお客さまには数量限定でマスクをプレゼントしました。マスクは、シャツを仕立てる際に生じる余分な生地を使い、シャツを縫製している工場で仕立てたものです。
「ポケモンシャツ」柄のZoom壁紙も!
さらに、「オリジナルスティッチ」ではビデオ会議の背景に使用できる壁紙として、「ポケモンシャツ」柄の壁紙を配布しています。壁紙の種類は全250種!!すぐにダウンロードできるので、ぜひアクセスしてみてください。
株式会社ポケモンとの連携で展開を進める「ポケモンシャツ」の壁紙250種を配布中!↓
http://pokemon.originalstich.com/info/20200210.html




左上)Zoomするピカチュウがかわいい!!
Zoomに使用しなくても、見ているだけで楽しいバリエーション。大人っぽい柄もあって、驚き。
ワールドの公式インスタグラム「T/W/O」でもおうちから参加できる企画やイベントを配信



STAY HOMEやヨガでこころと体が癒される時間を共有
ヒト・コト・モノを紹介し、共感し合う、ワールドおよびワールド北青山ビルの公式アカウント「T/W/O(The World is Open)」では、おうち時間を豊かに過ごす企画を提案。#stayhome_flowerと題して、5月31日(日)まで、撮影したお花に #stayhome_flower & 2_t_w_o_2 のタグを付けて投稿するキャンペーンを実施しました。アカウントページは家にあるお花はもちろん、ドライフラワーやお花のモチーフまで綺麗なお花の投稿で彩られ、キャンペーン中には、今年1月末に北青山ビル1Fで“花のメッセージ展”を行ったフラワーアーティスト 川崎景太さんのメッセージも配信しています。更に5月23日(土)の夜には、ヨガインストラクターの井上いとよさんを講師に迎えてインスタライブでのオンラインヨガを初開催。「おやすみ前の安眠ヨガ」として、ゆっくりと優しい時間を参加者の皆が共有しました。
ワールドとワールド北青山ビルの公式アカウント
「T/W/O」はこちら→

顧客様に感謝の気持ちを込めて、シャツ生地のマスクを送付

郵送をしたマスクには、店舗休業の間、渋谷店のスタッフが
おひとりおひとりに手書きの手紙を添えました。
「アンビルト タケオキクチ」では、オーダーに使用するシャツや薄手のスーツ生地を使い、国内の縫製工場で仕立てたマスクを、2018年末の店舗オープンから今年の4月上旬までの期間にオーダーをご利用頂いたお客様全員にプレゼントしました。この春、「アンビルト タケオキクチ」は男女兼用モデルを発売し、サイトをリニューアルしました。そのタイミングに今回のコロナ禍が重なったこともあり、ブランドとして何かできないかを考えて企画したものです。新規のお客様にアプローチをすることも大切ですが、まずは、これまで支えてくれているお客様に感謝の気持ちを込めてプレゼントを決めました。急遽の企画でしたが、新たにブランドのメンバーになったスタッフが熊本の工場に依頼をして完成。店舗や公式インスタグラムには、ブランドから思いがけないプレゼントが届いて嬉しい!というメッセージを多数いただきました。
今回の取組みは、顧客様への感謝を伝えるためだけでなく、もうひとつの想いが込められています。それは、コロナ禍で大きく受注が減った工場様にモノづくりをお願いし一緒に頑張りたいということ。モノづくりの現場に、良い時ばかり無理なお願いをするのでなく、一体となってこれからも共に良い商品を創りたい。その気持ちは丁寧な縫製とマスクの優しい表情にも表れています。このアイデアを出したブランドのスタッフのインタビューは次回、MOVING上で紹介します!お楽しみに。

「アンビルト タケオキクチ」のシャツのオーダー画面。セットアップもシャツも、完全受注生産です。
――MOVING編集局では、事業部や店舗、工場まで、ワールドグループにおけるコロナ禍の取組みを紹介し、MOVINGを通じて、ひとりでも多くの社員のみなさんに届けていきます。「こんな取組みがあります」「スタッフ皆でアイデアを出しました」という情報をぜひ、お寄せ下さい。






コメントはこちらまで