情報の見方

好き

今年も気づけば12月。先月はすっかりニュースも流れなくなったアメリカ大統領選を興味深く見ていました。

現地と日本の報道のギャップ、それぞれの立場から発信される情報がドラマのようにあまりに違い過ぎて、分かりやすく敵と味方に分かれたエンタテイメントのようでした。
日本でも例えばGo Toを巡っても、同じようにそれぞれの立場、目線が露骨に対立しながら発信されています。

それぞれの環境で「一番正しい」と思うことを異なる環境の人に主張するので、相互理解も難しい。
結局、何が正解かは時間軸の経過で明らかになり、そのころには自分が何を発言したかも忘れ去られてしまっているのですが。
トランプ圧勝と言っていた人たちは、影も形も今は見えません…。

また、発信される情報が多過ぎて、その背景まで想像しながら解釈することは本当に難しくなったと思います。
情報量は頭の処理能力を超えていますし、ますます「自分に合う」「パッと目立つ」情報だけを取捨選択しがちです。
これはいま私たちが仕事をしている中でも同じことです。

部門部門で見える世界はもちろん違う。
ブランド、デジタル、プラットフォーム、それぞれの事業の皆さんも異なります。

また、パッと分かりにくい、イケてない発信はお客様に伝わらない。

結果の数字や間接的な情報だけに振り回されずに、情報の背景をお互いに想像しあわないと、なかなか一枚岩にもなれません。

そのためにも、五感で直接感じることを大切に、頭の中だけでも立場を忘れて自由に素直に考えられるかが大切になるように思います。

週末にいくつかの店舗や街を歩き回りながら、同時にツイッターに溢れかえる情報をスマホで眺めながら、そんなことを考えていました。

最後になりましたが、再びコロナ禍のリスクが高まっています。

グループ全員でまずは最大限の予防を行いながら、この年末年始を乗り越えていきましょう。

鈴木 信輝

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