2021年、わたしたちの挑戦
2021年、新たな年を迎えました。
コロナウイルスによって世界中が未曾有の事態となった昨年。
今年に入っても予断を許さない日々は続きますが、気持ちを新たにONE WORLDで走り抜けていきましょう。
新年最初の特集では、「挑戦」をキーワードに、鈴木社長にお話をお伺いしました。

ワールドグループの全スタッフに挑戦してほしいこと
今までやってきてないことにも積極的にチャレンジしてください
「今までやってきていないこと、もしくは自分にできないと思っていることにチャレンジしてほしいです。平たく言うと、自分の仕事じゃないと思っていること。例えばですが、パタンナーがデザインをしたっていいと思うし、デザイナーが店頭に立って接客したっていいじゃないですか。実際にそういうブランドもあるようですね。店頭に立つことで、自分がデザインした商品をお客様がどう感じているのかをダイレクトで知ることって大事だと思うんですよね。もちろん同じ仕事をずっと続けることは業務精度が上がるし、決して悪いわけではありません。でも社会は日々変化していますし、ましてやファッションを標榜する会社である以上、自分の感度をアップデイトし続けることは基本的なマインドだと思います。変化を恐れないこと。すべてはお客様のためです」
若手スタッフに挑戦してほしいこと
“言葉にすること”、そして 常に“しつこさ”を
「まずは何より、言葉にすることですね。思っていることやアイデアがあったとしても、黙っていたら何も始まりません。臆することなく、声を上げてもらいたいです。もちろんダメ出しされることだってあると思います。そんなことは気にせず、どんどんチャレンジしてもらいたいです。そのために大切なのは、上司やリーダーが、しっかりと聴く耳を持つことを含めた関係性を築くことだと思います。
あと若手スタッフにとって大事なのは、“しつこさ”ですね。要は諦めないこと。今って穏便に生きようと思えば生きられますよね。でも、人って失敗しないと成長はしません。僕も若い頃は、散々失敗しましたし、容赦なくダメ出しされました。でも、とにかくしつこい男なので、諦めず、挑戦し続けました。ダメ出しされて落ち込まないか?大概のことは、寝たら忘れます(笑)」

中堅スタッフに挑戦してほしいこと
若手の良さを引き出し、より良いチーム作りを目指してください
「上と下に挟まれて大変なポジションだと思いますが、上を見て仕事をするのではなく、下を見て仕事をしてもらいたい。つまり、良いチームを作って欲しいということです。若手スタッフを“管理”するのではなく、彼らの良さをどう引き出すかが重要な役目だと思います。常にチャレンジをし続けるチーム作りを心掛けてほしいし、ある意味、一番パッションをもっていなければいけないのが中堅スタッフだと思います。
まずはリーダー自身が変化に対して貪欲であってほしい。部下は、自分の写し鏡であることは忘れないでください」

ベテランスタッフに挑戦してほしいこと
経験談ではなく、スキルやノウハウを伝承してください
「ご自身の考え方や成功体験だけではなく、豊富な経験に基づくスキルやノウハウを伝承してもらいたいです。自慢話や失敗談だけではなく、大きな視野に立って、ある意味抽象的なことになるかもしれませんが、本質的に大切なことを伝えてほしいです。そして、若いスタッフのチャレンジをサポートしてください。支える立場として、あらゆるスキルやノウハウを伝えていただければ、新たな可能性が生まれます。
僕自身、若い頃は多くの方々に支えてもらいました。ミーティング後に毎回ダメ出しをしてくるファシリテーターの鬼(上司)や、作製した資料を真っ赤にして戻してくるお客様など、とにかくエキセントリックな方ばかりでした(笑)。もちろん大変でしたけど、そのことでどれだけ育てられたか。できないことをできるようになるには、多少の痛みとストレッチが必要なんですよね。トレーニングと一緒です。僕自身、そのおかげで今があると思っています」
ドレッサ―に挑戦してほしいこと
お客様のために、私たちも変化を
「コロナ禍の影響で、最も変化にさらされているドレッサーのみなさんには本当に頑張っていただいていると思います。接客の仕方も変化しましたし、店頭だけではなくデジタルでの接客が重要であることも明確になりました。
であれば、私たちも変化しなければなりません。お客様の立場に立ってあらゆる可能性を想像し、どう信頼を得るかを考えながら、チャレンジをしてほしい。今年はさらなる一歩を踏み出していただきたいです。
やらない後悔より、やる後悔。形は違えど“お客様のため”という根っこは、ワールドグループメンバー全員一緒です」

鈴木社長自身が挑戦すべきこと
復活のために、あらゆるチャレンジをします
「一にも二にも、業績の復活。そのためにも私自身が色々な挑戦をしなければいけません。
新たなプロジェクトだけではなく、現場にいる一人ひとりの気づきを活かせるようにしたいと思っています。先ほど言ったように、若手スタッフに声を出してもらう環境作りも必要ですし。風通しをよくするということですね。
私の仕事に対する考え方は、“ワーク・イズ・ライフ”、つまり仕事と生活が一体なんです。良い仕事をすれば、良いプライベートになるし、良いプライベートの過ごし方をすると、いい仕事につながるという考え方。混然一体なので、仕事のことを考えない時はありません。
プライベートでの挑戦ですか?うーん(笑)、強いて挙げるなら、ひたすら鍛えるっていうことですね。今、ベンチプレスのMAXが112.5kgなんですけど、今年中に120~130kgを持ち上げられるようになりたいです。ちなみに1年ちょっと前は40㎏しか持ち上がらなかったんです。多少の痛みとストレッチのおかげで、ここまで成長することができました(笑)」

「今年は一人一人が、一歩足を踏み出してみてください」
本年最初の鈴木社長へのインタビュー。お話を伺ったMOVING編集メンバーも「変化を恐れず挑戦し続けよう」と気持ちを新たにしました。
今年もグループメンバーひとつになって、2021年をよい年にできるよう、頑張っていきましょう!






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