「アンドブリッジ」ニューポートひたちなか店前編
~ ファッションの楽しさをサステナブルにつなぐ架け橋に~



「アンドブリッジ」の最大店舗が3月13日(土)、東京から100km、上野から特急で1時間超のJR勝田駅からバスで20分ほど、茨城県ひたちなか市にあるジョイフル本田ニューポートひたちなか敷地内にオープンしました。
海辺に面し、すぐ隣には初夏に美しく咲く一面のブルーの花ネモフィラやロックフェスの場としても有名な国営ひたち海浜公園がある、北関東随一の集客力を誇るショッピングセンターです。新たに敷地内に建てた「アンドブリッジ」は、壁面に“OFF PRICE STORE”と書かれたまるで秘密の倉庫の様な外観でオープン。今回はオープンレポートと共にお届けします。


“オフプライスストア”の可能性に共感し、公募で異動 店長 唐沢 正和さん

97年にワールドストアパートナーズに中途で入社しました。入社当時は池袋西武で高い売上を誇った「オゾック」で商品管理を担当。その後、「ネクストドア」に異動し軽井沢店のオープン、横浜、南大沢、御殿場店を経てSVも担当しました。SVとしては「ネクストドア」の北海道 北広島、仙台、那須、佐野と広範囲を担当しています。
今回「アンドブリッジ」に異動したのは、公募なんです。長い間アウトレットを担当して、お客様や、世の中のファッション消費の動向を見て来ましたが、余剰在庫に向き合うファッション業態の次の進化として“オフプライスストア”のコンセプトに共感をしました。
まずは昨年3月にオープンした「アンドブリッジ」相模原店の店長として、オープンからおよそ1年を経た後、ここ、ひたちなかの店長として赴任しました。今は単身ですが、家族も呼び寄せて腰を据えて頑張ります。 ジョイフル本田ニューポートひたちなか自体、国内でも有数の規模感を誇ります。ここで、どうお客様を迎え入れ、「アンドブリッジ」を認知させていくかは、自分にとってもひとつのチャレンジだと思っています。オープン後、地域のお客様と向き合い、そしてスタッフを育てながら、よりよい“オフプライスストア”に育てていきたいです。
オープン日は大雨。お客様がいらっしゃるか心配に。
3月13日(土)、オープン当日は春の嵐ともいえるあいにくの大雨に。しかし、建物完成後からワールドが誇る店舗演出の“匠” VMDチームと、アンドブリッジメンバーが一丸となって、商品搬入から450坪、トータル15,000点が並ぶ店を創り上げたからには、あとは心を込めてお客様を待つのみ。最後の点検とオペレーションの確認へ。

AM 9:30 オープン当日の朝礼の特別な緊張感。
皆が一体となり、お客様を迎え入れる体制に。いよいよです。1週間を超える準備を共にした仲間と。


1週間を超える準備を共にした仲間と。「アーンド、ブリッジ!」と掛け声。

ファミリー層をターゲットに、楽しさを演出。
ワールドとゴードン・ブラザーズ・ジャパンとの合弁会社である(株)アンドブリッジ。品揃え、店づくりはもちろん、オープン販促も両社で力を合わせて取組みました。巨大なショッピングセンターの集客力をフル活用し、フードコート内のポスタージャックやタペストリー掲示、チラシ配布まで。とにかく足を運んでいただくことを目的にアプローチ。

AM 10:00 いよいよオープン。
朝9時過ぎから、ショッピングセンターの駐車場に続々とやってくる車。最初私たちはこの車が「アンドブリッジ」を待つお客様だと気づきませんでした。オープン10分前になると、続々と車から降りて店の前に来て下さるお客様。中には前日オープンすることの確認にいらして下さった方も。「お待たせしました。いらっしゃいませ」とドアを開ける瞬間は本当に嬉しく、雨の中いらして下さったお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。


オープンした週末だけでおよそ5,000名のお客様を迎え入れたが、 回遊性を高めゆとりある空間づくりに成功。
アート作品やデザイナーズベンチを配置し、滞在型で寛げる“オフプライスストア”
“ウィズコロナ時代の公共ベンチ”をテーマにした、5つのデザイナーズベンチを配置。

ソーシャルディスタンスを保ちながら座れ、また座る位置ごとのバランスで傾斜を楽しんで頂けるベンチを店内5か所に配置し、お客様に自由にご利用頂けます。ショッピングの合間に、ご家族や友人と楽しみながら会話ができるベンチは、デザイナーが考え抜いたバランスと木の魅力を引き出したデザインで、実用性を兼ねたアート作品として店内を彩ります。

まるでギャラリーの様に。アーティスト谷敷 謙が手掛ける木目込みを展示


こどもの服から仕上げたやわらかな円形の作品から、大作まで。今後も作品を変えて紹介予定。 服をまとう、個々の暮らしや生きることを伝え、「アンドブリッジ」と一体となった取組み。
オープン記念企画として、元ワールドでVMDを手掛け、現在アーティストとして活躍する谷敷 謙さんの「木目込み」アート6作品を展示しました。昨年ワールド北青山ビル1階で行った「246st.MARKET」での作品を見て、「アンドブリッジ」のコンセプトと合うと社長の松下さんが誘致したもの。1階からロフトへと上がる天井には、1辺が3mを超える大作を。ロフト奥の壁面には5作品が並びます。「木目込み」という、過去から受け継がれている技法で、現代の古着を使い1作品ごとに仕上げた作品には、その服を着て過ごした人たちへの谷敷さんの優しい眼差しが込められています。
次回5月15日アップの後編をお楽しみに。
追記:4月、5月のお天気の良いお休みの日にひたちなかにいらしてみませんか。
近くにリフレッシュできる観光名所もたくさん。首都圏から日帰りで楽しめます。
ファッションクルーズ ひたちなか http://fashion-cruise.jp/
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