Fashion×Technology:PART2
~UNBUILT TAKEO KIKUCHIのカスタムオーダー体験レポート~

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昨年12月、多様な働き方を体現する次世代のビジネスマンに向けて誕生したアンビルト タケオキクチ。特集パート1では、ブランドの構想から、開発、立ち上げまでを手がけた株式会社エクスプローラーズトーキョー アンビルト タケオキクチ屋号長 江口智貴さん、株式会社オムニス 代表 上田徹さんの対談をお届けしました。

Fashion×Technology:PART1~UNBUILT TAKEO KIKUCHI開発キーマン対談~

予約時間に来店~まずは採寸から

今回が初めてのオーダーとなる森田さん。「楽しみにしてきました!」と予約時間ぴったりに到着した森田さんを店長の熊谷圭祐さんが出迎えました。

予約の確認をしながら、森田さんに今回はどんなイメージのセットアップをつくりたいとと思っているか、普段はどういったスタイルを好むのかなどをお聞きしながら準備を進める熊谷店長。いつもは比較的フィット感のあるスタイルを好むという森田さん。この日も細身のスーツを着ていました。さあ、いよいよ採寸をスタートします。まずは上半身から。

 

肩幅、身幅、袖丈などを測り終えて、おふたりでサイズ感やシルエットについて話をした後、ふたたびフィッティングへ。続いてはパンツの採寸へと移ります。

 

スリムな森田さん。いつもは細身のパンツを好むとのことですが、熊谷店長からはいつもに比べると少しゆとりのあるシルエットをおすすめされました。採寸している最中は、普段の仕事の際のスタイルや動き、さらに日頃のライフスタイルを聞きながら、時に提案を交え、時に今のトレンドを伝えながら進めていく熊谷店長。それに対して的確に答えて、時に質問をする森田さん。採寸中、二人の会話は途切れることなく、イメージを膨らませながら、スムーズに採寸は進みます。

 

次はジャケット。シルエットを見るためにまずはゲージサイズのジャケットを着用してみて、着心地を確かめます。さらに、さっと羽織っただけの雰囲気やボタンを閉めたときのシルエットを見ながら、細かな調整に入っていきます。ここまでで採寸を始めてから30分弱。スピーディーでありながらも、丁寧なやりとりが続き、ジャケットとパンツのバランスやセットアップを着るシチュエーションについても話しながら、大枠でシルエットは決定。サイズを測るだけの採寸ではなく、熊谷店長が森田さんのライフスタイルやどう装いたいのかということを聞き出しながら森田さんにフィットするスタイルを提案している姿が印象的でした。

 

採寸を終え、生地のセレクトへ

ここからはセットアップをオーダーする醍醐味のひとつ、生地のセレクトです。グループ人事本部に所属している森田さんは、社員への説明会や研修を始め、人前でお話しをする機会が今後は増えていくだろうとのこと。そこで今回は、ファッション業界の総合サービス企業グループの人事としての印象を考えてセットアップをカスタムしたいというご希望です。アンビルト タケオキクチで揃えている生地の種類はその時々で多少前後しますが、現在は59種類。カラーバリエーションを加えると144種類が揃います。その中からセレクトできるとあって、大きなイメージはあるものの、森田さんは生地のセレクトに迷いました。

「このチェックいいですよね~」そう言いながら羽織ったチェックのジャケット。「いやいや、今年のトレンドでもある茶系も捨てがたい」そう言って袖を通したベージュのジャケット。裏地もバリエーション豊かで、その組み合わせによって印象も変わるため、いよいよ迷います。

さらには、「この光沢、さすがDORMEUIL。魅かれますね~」そう言って手に取ったのは1842年より続く由緒正しいフランスの服地メーカー、DORMEUILの生地です。

その後も、様々な生地を手に取り、コンテナ内のセットアップからジャケットを羽織る森田さん。熊谷店長とじっくりと相談し、ついに生地を決めました。

ここからはデジタルでカスタム

採寸から生地のセレクトまで対話を続けながら進めてきましたが、ここからはタブレットを使って細部をカスタムし、仕上げに入っていきます。

セレクトしたジャケットのシルエットを画面に映し出して、裏地のバリエーションを確認。

スタンダードな無地から英国調のストライプ、さらには熊谷店長おすすめのネオンカラーまで多彩に揃う裏地をタブレットでイメージを確認しながら決めていきます。

その他、ボタンやポケットの形、パンツの裾の仕上げ方などを決め、最終的にできあがったものを登録して、およそ1時間でカスタムは終了しました。

オーダー終了後、森田さんからは満面の笑みで「想像以上に細部までこだわることができたので、今から仕上がりが待ち遠しいです!」との感想が。自身のライフスタイルやシーンを想定しながら、熊谷店長の提案も取り入れることで視野が広がり、これまでにない体験ができたとのこと。「カスタムオーダーは癖になりそう(笑)また、今回とは違うタイプの生地でセットアップもつくりたいなぁ」と次のオーダーにも思いを馳せていました。今回オーダーしたセットアップができあがるのは2週間後。次回の特集パート3では、できあがったセットアップを着用した森田さんが登場。アンビルト タケオキクチが提案した渾身のスタイリングをご紹介します。お楽しみに!

店舗概要

アンビルト タケオキクチ 渋谷

営業時間 11:00 – 20:00

電話番号 03-6450-6990

所在地  東京都渋谷区渋谷3-28-15

アクセスJR渋谷駅 新南口 徒歩約2分 、銀座線・半蔵門線・東急東横線・副都心線(出口16b)徒歩約4分

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