〈開催レポート〉
WORLD FASHION ACADEMIA
ファッションの仕事を知る Vol.3 EC編
“ファッションの常識をアップデートする”セミナー企画「WORLD FASHION ACADEMIA」。その第3回目となる「ファッションの仕事を知る Vol.3 EC編」が、3月22日(月)に、オンラインで開催されました。ECとは、皆様周知の通り“electronic commerce”の略で、インターネット上で行われるモノやサービスの売買を表します。様々な業界で話題に上がる単語ではありますが、アパレル業界も例外ではなく、実店舗に代わり販売の新しい主戦場になる可能性を秘めています。今回は、アパレル企業のEC担当者にお集まりいただき、ECに取り組むうえで求められることや、ECのこれからについて、現場のリアルな声を参加者にお届けしました。
ご登壇いただいたのは
パタゴニア日本支社 Eコマースディレクター 平田 健夫さん
㈱三陽商会 事業本部 ウェブビジネス部長 安藤 裕樹さん
㈱スタイルフォース THE SHOP TK PR・プランナー 三村 健太さん
ファシリテーターは前回に引き続きWWDJAPAN.com 編集長 村上 要さんに務めていただきました。

登壇者紹介
一人目は㈱スタイルフォース THE SHOP TKでPR・プランナーを務める三村健太さんです。ECサイト内のコンテンツ作成を担当しており、携わった代表的なコンテンツから、逆に失敗してしまったコンテンツまで、豊富に紹介していただきました。

二人目は、パタゴニア日本支社にてEコマースディレクターを務める平田 健夫さんです。環境問題の解決を企業全体の大きな課題として設定しているパタゴニア。そのECサイトの特徴は、製品の持つストーリーや哲学、込められた想いなどをお客様にお伝えしているところ、とのことです。

最後は㈱三陽商会 事業本部 ウェブビジネス部長の安藤 裕樹さんです。安藤さんは2005年から様々な企業でファッション関係のECに携わってきた経験があるとのこと。世の中にどのようにデジタルが浸透していったのか、という根底の部分から、ECサイトをどのように運営すれば、多くのお客様に利用していただけるか、という運用のヒントまで語っていただきました。

毎度恒例の〇×クエスチョン
WORLD FASHION ACADEMIAの恒例になりつつある、○×クエスチョンが今回も実施されました。シンプルな質問だからこそ、登壇者と企業の個性を掘り下げることができるこのコーナー。果たして今回はどの様なお話が飛び出すのでしょうか。

質問事項はこちら
Q1.EC担当になるまでECに関する知識が全くなかった
Q2.お手本として常にチェックしているECサイトがある
Q3.我が社のECサイトには他社にはないサービスがある
Q4.自分の買い物はECよりリアル店舗派だ
Q5.ECがリアル店舗の売り上げを超える日がくると思っている
Q6.ECの売り上げが伸びるにつれ、リアル店舗から妬まれることがある
EC担当者としての業務に関するものから、自身の生活とECを絡めたものまで、様々な角度からの質問が登壇者に投げかけられました。デジタル関係の職種ということもあり、他の職種よりも回答に年代感が表れやすく、ECに対しての様々な考え方を知ることができるコーナーでした。
今回の詳しい内容は、近日アップ予定となっている、本セミナーの様子を収めた動画からお確かめ下さい。更新情報は、各SNSで随時発信していきます。お楽しみに!
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